★阿修羅♪ > 戦争81 > 470.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
□イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 2006/06/20
http://blog.mag2.com/m/log/0000169265/107413662.html?page=1
――――――――――――――――――――――――――――――――――
□□■□□□□□□■□□□□□□■□□□□□□■□□□□□□■□□□
イラク・レジスタンス・レポート Iraqi Resistance Report 日本語版
編集&発行 山本史郎/イラク情勢ニュース
webサイト
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
□□□□■□□□□□□■□□□□□□■□□□□□□■□□□□□□■□
――――――――――――――――――――――――――――――――――
2006/06/24 (土)
※ きょう紹介する主な内容 ※
☆イラク・レジスタンス・レポート 2006年6月20日付
◆ヒート: 米軍がラマディ避難民のキャンプを襲撃
◆治安部隊により拷問・殺人された遺体5体発見
◆治安部隊とシーア派民兵がスンニ派住民を大量拘束
◆米軍がサマッラ南の村を襲撃、強奪と爆破、50人連行
◆バクーバ近郊に米軍が空襲、市民13人を殺害
--------------------------------------------------------------------
□イラク・レジスタンス・レポート 6月20日 火曜日
■Iraqi Resistance Report for events of Tuesday, 20 June 2006
--------------------------------------------------------------------
http://www.albasrah.net/en_articles_2006/0606/iraqiresistancereport_200606.htm
●アンバル州 Al-Anbar Province
◆ヒート: 米軍がラマディ避難民のキャンプを襲撃
US occupation troops attacked refugee camps in Hit
イスラム・メモは20日午後5時40分(メッカ時間)の速報で、米軍の
大規模攻撃を予想して数日前からラマディ住民が避難していたヒート市にあ
る難民キャンプを米占領軍が襲撃した、と伝えた。
イスラム・メモのヒート通信員は、現地時間で20日午後3時、米軍の大
部隊がヒートにある学校(複数)を攻撃したとレポートした。学校にはラマ
ディからきたイラク人男女と子ども200人が一時的に避難していた。米軍
はまた古い行政庁舎も攻撃したが、ここにも避難民が米軍の蛮行から逃げら
れると期待して移動してきていた。
米兵は避難民の所持品を捜索し、難民たちがやっとのことでヒートまで運
んできたわずかな所持品を壊した。
同通信員は米軍が「尋問するためだけ」に多くの避難民を連行していった
とレポートした。
イスラム・メモの独占インタビューに対して、ヒート市当局のムハンマド
・アル・ヒタウィは、避難民家族を助けるためのイラク赤新月社の車列さえ
も米軍が運行を阻止したと語った。ヒタウィの話では、赤新月社は医薬品と
食料を運んできたが、避難民家族はそのような物資が不足して絶望の渕に立
たされているのに、米占領軍が支援物資を届けるのを阻んだという。
◇ハバニヤ: 爆弾を仕掛けるレジスタンス戦士を米軍が殺す
◇ファルージャ: レジスタンスが米軍司令部を砲撃
◇ 同 : レジスタンスが傀儡警察の副本部長を射殺
●バグダッド Baghdad
◆治安部隊により拷問・殺人された遺体5体発見
Five more bodies tortured and murdered by puppet “Shock Troops” found
バグダッドのシューラ地区で拷問・殺害されたスンニ派の若者の新たな遺
体5体をイラク警察が発見した−−イスラム・メモが20日午後7時50分
の速報で伝えた。
イスラム・メモ通信員は医療関係者の話として、バブ・アル・ムアザムに
ある法医学病院が5人の死体を受けとり、遺体のさまざまな部分に野蛮な拷
問のあとがあったとレポートした。全員が頭を撃たれていた。
その情報提供者は、遺体はスンニ派の若者であり、サリフ地区の自宅から
内務省の治安部隊マガウィルによって6月16日に連行された者たちだと説
明した。遺体は世紀に殴られたあとがあり、彼らの指の爪はペンチで引き抜
かれていた。レポートは若者たちが朝殺されたと思われると示唆していた。
◆治安部隊とシーア派民兵がスンニ派住民を大量拘束
Security forces, Shi‘i sectarian militias make mass arrests in Sunni neighborhoods
バグダッドのカジミヤ地区内のドバトとアンバリインのバグダッド地区に
おいて、内務省の治安部隊マガウィルがスンニ派の若者に対する大量拘束作
戦を展開した−−イスラム・メモが20日午後2時15分の速報で伝えた。
イスラム・メモのバグダッド通信員は地元住民の話として、シーア派民兵
を引連れて、内務省所有の小型トラック10台が20日朝にアンバリインと
ドバトを襲撃したとレポートした。彼らは約40人の地元住民を拘束し、彼
らを連れ去った。
現地の目撃者たちは、傀儡軍と民兵は襲撃・連行をしただけでなく、その
機会に乗じて民家で泥棒し、現金と金のブレスレットを盗んだと話した。
家族を連行された地元住民はイスラム・メモ通信員に、治安部隊とシーア
派民兵に拉致された者は、通常、数日内に拷問で殺されて遺体となって発見
されることから、連行された親類のために追悼式を準備していると語った。
◇シーア派の市場そばで爆弾が破裂
◇4人のスンニ派青年が拷問・殺害されて発見
◇ロシアの議員はロシア人人質は生存と述べる
●サラハッディン州 Salah ad-Din Province
◆米軍がサマッラ南の村を襲撃、強奪と爆破、50人連行
Americans raid village south of Samarra’,
ransacking, blowing up houses, arresting 50 villagers
サマッラ(バグダッド北方1120キロ)の17キロのサイダウィヤ村の
住民50人が20日明け方に米軍に拘束された−−イスラム・メモが20日
昼12時5分の速報で伝えた。
イスラム・メモのサマッラ通信員は地元住民の話として、20日夜明け前
の午前4時(現地時間)、米軍ヘリが彼らの村に着陸したとレポートした。
米兵が現れると民家と庭園を襲い、獰猛(どうもう)な警察犬まで使って男
女と子どもを脅した。米軍は民家を荒らしまわっては爆破した。15歳から
50歳までの50人の村人が拘束された。
イスラム・メモ通信員は、米兵が20日午前11時になってもまだ村内を
うろついていたとレポートした。
●ディヤラ州 Diyala Province
◆バクーバ近郊に米軍が空襲、市民13人を殺害
American air raid near Ba‘qubah kills 13 civilians
19日夜、米軍機がバグダッド北東65キロのバクーバ市近郊ダリ・アッ
バス地区の民家を攻撃した−−イスラム・メモが20日午後12時39人の
速報で伝えた。
イスラム・メモのバクーバ通信員はイスマト・アブダル・アル・カディル
・アル・バヤチ医師の話として、米軍空襲は13人を殺し、その中には2人
の子どもと3人の女性が含まれているとレポートした。
傀儡の合同調整センターが発表した声明によると、米占領軍は「テロリス
トの巣」を狙ったと主張したが、それ以上の詳細は明かさなかった。
その日遅く、占領下のイラクではスンニ派最高の宗教権威であるイスラム
法学者協会は、民家への爆撃で始まり空挺部隊も投入した米軍の攻撃を非難
した。米軍は一般市民13人を殺害し、10歳の少年を含む4人の負傷者を
誘拐した。
法学者協会は、攻撃してきた米兵たちは「英雄的な軍事行動」を祝って酒
を飲んでいると非難した。米軍はこの行動は「自由と民主主義を広め人権を
守る」任務の一環だと発表した。
●バビル州 Babil Province
◇ユスフィヤ: レジスタンスに捕捉された米兵2人の死体発見
◇ラティフィヤ: 米軍の援護受けてイラク軍が民家を攻撃
●ニネベ州 Ninwa Province
◇タルアファル: 米軍基地にレジスタンスがミサイル攻撃
――――――――――――――――――――――――――――――――――
オリジナル(英字):
http://www.albasrah.net/moqawama/english/iraqi_resistance.htm
英語への翻訳・編集 Muhammad Abu Nasr
日本語版はイラク情勢ニュース(URUK NEWS)のコンテンツです
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/
メール宛先 uruknewsjapan@ybb.ne.jp
――――――――――――――――――――――――――――――――――
読者登録/解除は右から http://www.mag2.com/m/0000169265.html