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(回答先: 在庫(パトリオット)処分でお金が流れるだけの世界なら平和かも 投稿者 オリハル 日時 2006 年 6 月 21 日 21:37:18)
弾頭の無いミサイル(只のロケット?)に、当たる宛の無い迎撃弾。互いに身内の「年金削って何しとんのや!」の声対応の表現活動としか見えないが。
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中国新聞ニュース
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200606210104.html
「米、テポドン発射なら迎撃検討 経済制裁の再発動も」
【ワシントン20日共同】米国防総省当局者は二十日、北朝鮮が長距離弾道ミサイル「テポドン2号」を発射した場合、ミサイル防衛システムで迎撃することも検討していることを明らかにした。AP通信が報じた。
同日付の米保守系紙ワシントン・タイムズによると、アラスカ州の基地などに配備してある地上発射型迎撃ミサイルを「試験稼働状態」から「実戦稼働状態」に切り替えたという。切り替えは過去二週間以内に行われたとしている。
APによると、米当局者はミサイル発射が「(米国への)攻撃」となる可能性があることも考慮しなければならないと指摘。ただし、迎撃は前例がなく、「最も可能性のあるシナリオ」とはみなされていないという。
ワシントン・タイムズ紙によると、地上発射型迎撃ミサイルはアラスカ州フォートグリーリー基地に九基、カリフォルニア州バンデンバーグ基地に二基の計十一基が配備されている。日本海を警戒航行中のイージス艦などがテポドンの発射を探知し次第、迎撃可能な態勢になるという。
しかし、地上発射型の迎撃ミサイルは二○○二年からこれまでに、少なくとも三回実験に失敗しており、迎撃システムの信頼性は確立されていない。
▽北朝鮮への渡航制限も選択肢
【ワシントン20日共同=太田昌克】ブッシュ米政権が、北朝鮮の長距離弾道ミサイル「テポドン2号」が発射された場合、クリントン政権時代に緩和された対北朝鮮経済制裁の再発動を検討していることが二十日、分かった。米国人の北朝鮮への渡航制限も選択肢に上っている。米政府筋が語った。
ブッシュ政権は米本土が標的となる「テポドン2号」を直接的な脅威とみており、独自制裁と国連安全保障理事会での本格議論という二段構えで、対抗措置を講じる方針。現在は関係国を通じて説得を続けているが、発射の場合は一気に強硬姿勢に傾きそうだ。
軍事衛星情報などに接する同筋はまた、実験場の発射台にあるミサイルについて、大きさからみて「テポドン2号」だと言明。ただミサイルが二段式か、全米を標的に収める三段式かは分かっておらず、燃料注入も「米政府として確認できていない」と語った。
同筋によると、米政府は発射に備え、一九九九年の北朝鮮の「ミサイル発射一時停止」表明を受けてクリントン政権が緩和した「対敵国通商法」などに基づく経済制裁の再発動を検討。
発射の場合は、緩和措置として取られた(1)北朝鮮製品、原材料の輸入解禁(2)金融取引規制の一部解除(3)投資規制の緩和(4)北朝鮮への送金解禁−などを大幅に見直す。
米国人の北朝鮮渡航も制限する考え。議会筋によると、同法によって、北朝鮮での米国人による米通貨使用禁止を命じることも可能だという。
二○○○年に実施された制裁緩和は、クリントン政権の「関与政策」を背景に、実際的な経済効果よりも、米朝間の信頼醸成を狙う象徴的な意味合いがあった。