★阿修羅♪ > 戦争81 > 273.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: 過去最大規模の武装勢力掃討作戦…バグダッド(読売新聞)←四万人以上の規模、とのこと 投稿者 田中大也 日時 2006 年 6 月 14 日 22:23:31)
□イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 2006/06/13
http://blog.mag2.com/m/log/0000169265/107382497?page=1#107382497
――――――――――――――――――――――――――――――――――
□□■□□□□□□■□□□□□□■□□□□□□■□□□□□□■□□□
イラク・レジスタンス・レポート Iraqi Resistance Report 日本語版
編集&発行 山本史郎/イラク情勢ニュース
webサイト
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
□□□□■□□□□□□■□□□□□□■□□□□□□■□□□□□□■□
――――――――――――――――――――――――――――――――――
2006/06/15 (木)
※ きょう紹介する主な内容 ※
☆イラク・レジスタンス・レポート 2006年6月13日付
◆首都に4万の兵力を投入し、「攻撃の日」が始まる
◆米軍攻勢に際し、スンニ派地域で電話、インターネット遮断
◆「攻撃の日」の前日、ブッシュ大統領が訪問
◆ファルージャ: レジスタンスの狙撃手が米兵射殺
◆ハディッサ: レジスタンスの爆弾で米兵3人死亡
◆アブグレイブ: レジスタンスの爆弾で米兵死亡
--------------------------------------------------------------------
□イラク・レジスタンス・レポート 6月13日 火曜日
■Iraqi Resistance Report for events of Tuesday, 13 June 2006
--------------------------------------------------------------------
http://www.albasrah.net/en_articles_2006/0606/iraqiresistancereport_130606.htm
●バグダッド Baghdad
◆兵力4万人の投入準備完了、「攻撃の日」が始まる
“The Day of Slaughter” to begin
as puppet regime announces 40,000 troops ready to purge Sunni areas
イスラム・メモは13日午後3時40分(メッカ時間)の速報で次のよう
に伝えた−−アメリカの作ったイラク傀儡(かいらい)政権は、数万人規模
の傀儡軍兵士と傀儡警察、米軍兵士をアンバル州、サマッラ、バクーバ、モ
スル、キルクーク、マダイン、ラティフィヤ、ヒッラの各地に投入すること
を含め、大規模な軍事作戦を始めると発表した。関係者はやがて実行される
この作戦を「攻撃の日」と呼んでいる。
イスラム・メモ通信員のレポートによると、傀儡のマリキ首相が発表した
声明は、この無差別拘束と鎮圧作戦の目的は「テロリストを引きづりだし、
活動を遮断し、彼らを見つけ出して拘束するか中立化させる」ことだと述べ
た。「テロリスト」というのは、米国が承認した傀儡首相がイラク・レジス
タンスを指して言った言葉である。
傀儡イラク軍第6師団の関係者はイスラム・メモの取材に、この作戦はバ
グダッド市内のアミリヤ地区、ガザリヤ地区、マンスール地区、アザミヤ地
区、ドーラ地区、サリハ地区、ジハード地区、シャブ地区の民家に対する急
襲・捜索を含むものになると述べた。
傀儡軍関係者は、イラクのスンニ派教徒は傀儡政権が実行を公式に述べた
大規模掃討作戦におびえていると話した。一般市民に対するこの大規模攻勢
に参加する傀儡部隊には、スンニ派に対する無差別拷問・殺害でよく知られ
るようになったバドル旅団のような親米シーア派の宗派至上主義民兵も参加
すると報じられたため、イラクのスンニ派教徒は特に関心を強めている。
アルジャジーラ衛星テレビは傀儡イラク軍のアブダル・アジズ・ムハンマ
ド少将の話として、4万人以上の米軍兵士と傀儡軍兵士が14日にイラク国
民に対する大規模な攻勢に着手すると報じた。同少将はこの攻勢には装甲付
きの兵員輸送車と戦車が投入され、「容疑者」の居場所は諜報部隊からの情
報に依拠することになると話した。
少将によると、占領に対するレジスタンスのような「緊張」がある地域に
「秩序をうち立てる」ための「戦略的な計画」なので、大規模な鎮圧作戦の
結末に日限は設定されてないという。アルジャジーラによると、この計画は
「明らかに米軍指揮官によって描かれた」ものだという。
掃討作戦による最悪の事態を招かないための必死の試みとして、攻撃目標
にあげられた地域では主だちとスンニ派の宗教指導者が、3人以上の子ども
を持つ家族に対して、全家族が連行されて消されることがないよう、子ども
たちを親類の家に分散させるように呼びかけた。
◆米軍攻勢に際し、スンニ派地域で電話、インターネット遮断
US shuts down telephone, internet communications in Sunni areas
as American offensive throughout Iraq gets underway
米占領軍は電話回線と携帯の双方とも全電話サービスを遮断し、バグダッ
ドのスンニ派地域のすべてでインターネット・コミュニケーションを妨害し
た−−イスラム・メモが13日夜9時45分の速報で伝えた。
イスラム・メモ通信員のレポートによると、米占領軍は午後9時から翌朝
午前6時までの夜間外出禁止令を発令し、夜と早朝の祈りでもスンニ派住民
が家にとどまり、モスクに行かせないようにした。
夜間外出が禁止されているあいだ、米軍とイラク軍の兵士およびシーア派
民兵による攻勢が実行されると、大量の軍用車両がアミリヤ、アザミヤ、ガ
ザリヤ、マンスール、ジハード、シャブ、サリハその他のスンニ派居住地域
になだれ込んできた。
バグダッド駐在のイスラム・メモ通信員は、首都のスンニ派住民は13日
から14日にかけての夜間に実行された攻勢にシーア派民兵が参加すること
も想定し、大量拘束から殺害にいたるまでの無差別攻撃に備えたとレポート
した。
イスラム・メモは今後数日は夜間のできごとについて報道が遅れるかもし
れないと断りを述べた。なぜなら、米軍に後押しされた宗派至上主義者の政
権が極度の鎮圧作戦というからには、イスラム・メモの通信員が拘束される
と死以外の結末はありえないことを意味している。
◆「攻撃の日」の前日、ブッシュ大統領が訪問
US President Bush visits Iraq on eve of “Day of Slaughter” offensive
イラク人が「攻撃の日」と呼んで心配している大規模攻勢の前日、明らか
に米軍駐留部隊を激励する目的で、ブッシュ米大統領が占領下のイラクに電
撃訪問した−−イスラム・メモが13日午後3時40分の速報で伝えた。
ホワイトハウスの発表によると、ブッシュは占領下のイラクに5時間しか
滞在しないが、米軍部隊と会談し新しく任命されたマリキ「首相」と協議す
るには十分だという。
AP通信の報道によると、マリキ「イラク首相」がバグダッド市内の共和
国宮殿をとりまく厳重警護された地域でブッシュと会談した。そこは米軍に
よって「グリーンゾーン」と呼ばれており、巨大なアメリカ大使館もある。
ブッシュは12日、非公表のイラク訪問に先立って、キャンプ・デービッド
でトップ・アドバイザーとイラク問題について協議したといわれている。
●アンバル州 Al-Anbar Province
◆ファルージャ: レジスタンスの狙撃手が米兵射殺
Iraqi Resistance sharpshooter reportedly kills US soldier east of al-Fallujah
イラク・レジスタンスの射撃の名手がファルージャ南東のカルマ地区とサ
ジャル地区を結ぶ農道上で米兵を射殺した−−イスラム・メモが13日午後
1時55分の速報で伝えた。
イスラム・メモの通信員はカルマに住む目撃者の話として、アメリカ兵の
1人がレジスタンスの狙撃手から撃たれて即死し、米軍パトロール部隊は農
道脇に足止めされたとレポートした。
◆ハディッサ: レジスタンスの爆弾で米兵3人死亡
Resistance bomb reportedly kills three US troops northeast of al-Hadithah
バグダッドの北西300キロに位置するハディッサの北東ハクラニヤ地域
の幹線走路で、イラク・レジスタンスの爆弾が米軍のパトロール部隊を襲っ
た−−イスラム・メモが13日午前11時20分の速報で伝えた。
イスラム・メモのハディッサ通信員は、ハクラニヤに住む目撃者の話とし
て、この爆弾でハンビーが完全に破壊され、米兵3人死亡、2人が重傷を負
ったとレポートした。
◆アブグレイブ: レジスタンスの爆弾で米兵死亡、地雷探査車は破壊
US soldier reported killed when Resistance bomb destroys American minesweeper
バグダッドの西30キロに位置するアブグレイブ地区のハイウェイにおい
て、イラク・レジスタンスの爆弾がハンビー数台と地雷探査車で編成される
米軍車列を襲った−−イスラム・メモが13日午前10時11分の速報で伝
えた。
イスラム・メモの通信員はブ・ムナイシル地区に住む目撃者の話として、
爆弾で地雷探査車両は完全に破壊され、米兵1人が死亡、3人が負傷したと
レポートした。
◇米国演出の裁判劇で判事は審理を終結
◇市の南部: レジスタンス戦士がシーア派民兵4人を殺す
◇ガザリヤ: レジスタンスの爆弾が米軍兵員輸送車を破壊
●サラハッディン州 Salah ad-Din Province
◇サマッラ: レジスタンスの爆弾が米軍ハンビーを破壊
◇バイジ: 傀儡警察を狙ってレジスタンスの爆弾攻撃
◇イサハキ: レジスタンスの爆弾で米兵4人が負傷
●バビル州 Babil Province
◇ラティフィヤ: レジスタンスの爆弾が傀儡軍車列を襲う
◇ユスフィヤ: レジスタンスが傀儡軍司令部を砲撃
●タミン州 At-Ta’mim Province
◇キルクーク: 傀儡警察を狙いレジスタンスの自動車爆弾
●バスラ州 Al-Basrah Province
◇バスラ: 英軍司令部にレジスタンスがミサイル攻撃
――――――――――――――――――――――――――――――――――
オリジナル(英字):
http://www.albasrah.net/moqawama/english/iraqi_resistance.htm
英語への翻訳・編集 Muhammad Abu Nasr
日本語版はイラク情勢ニュース(URUK NEWS)のコンテンツです
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/
メール宛先 uruknewsjapan@ybb.ne.jp
――――――――――――――――――――――――――――――――――
読者登録/解除は右から http://www.mag2.com/m/0000169265.html