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□武装勢力との和平合意が間近か イラク大統領が示唆 [アルジャジーラ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2075462/detail
武装勢力との和平合意が間近か イラク大統領が示唆
【アルジャジーラ特約12日】イラクのジャラル・タラバニ大統領は11日、首都バグダッド北方のスレイマニヤで記者会見し、「『イラク聖戦アルカイダ組織』のザルカウィの死で、暴力が終結することはないが、イラク国内に潜んでいる武装勢力が四分五裂する可能性がある」と強調した。その上で同大統領は「反政府武装勢力に平和的手段による抵抗運動に転向するよう呼び掛けるとの意向を表明した。
激しさを増す駐留米軍に対する抵抗運動について、タラバニ大統領は「武装勢力とは(和平)達成に向けた合意が近づいており、今年は事態収拾の年になるだろう」と示唆した。
さらにタラバニ大統領は、イラクでは「抵抗運動」を合法、正当化することはできないとしながらも、「テロ」と「抵抗運動」を明確に区別する必要があると指摘した。
同大統領はまた、武装勢力と話し合いを持ったことを認めながらも、まだ声明などで発表できる段階には至っていないと述べた。
クルド地方に駐在するアルジャジーラ特派員のアフマド・ザウィティ記者は、イラク政府の幹部が反政府武装組織と話し合いを持ったと報じ、同大統領の発言を裏付けた。
これに対し武装勢力側はこのほど、政府側との話し合いには関心がないとし、すべての同組織に政府側との話し合いに応じないよう呼び掛けていた。
一方、ブッシュ米大統領は13日、イラクのマリキ新首相と会談し、首脳会談で治安維持とインフラの復興で合意を目指す予定といわれる。(翻訳・ベリタ通信=志岐隆司)
2006年06月13日03時38分