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□ザルカウィが死んでも米軍削減は困難 [イラク情勢ニュース]
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/uruknewsjapan/view/20060611/1149988683
2006年6月11日(日)
ザルカウィが死んでも米軍削減は困難 2006/06/11
「ザルカウィ死亡」のニュースを米国メディアはこぞって大きく報じたが、ブッシュ大統領にとってはイラク情勢好転の徴候(きざし)は見えないようだ。(右の写真はザルカウィが潜んでいたとされ爆撃で破壊された家屋)。7日にはロイター通信が、大規模削減どころか米軍は派遣を延期してきた陸軍第1歩兵師団第2旅団の3500人に派遣準備開始を命令したばかり。9日にはニューヨーク・タイムズが、年末までに10万人規模に削減する計画は困難になったと発表した。
ブッシュ大統領自身も9日の記者会見で、「可能なかぎり早期に撤退させたい」と述べたものの、イラク政府がみずから安全を確保できるようになるまでは駐留を続けるとし、事実上、大規模削減の見通しさえもなんら表明できる状況ではなかった。
また、5月下旬におこなわれたギャラップの世論調査では、大統領と議会が取組むべき最優先課題を質問したところ、回答者の42%がイラク情勢を考えていることがわかった。ガソリン値上げとエネルギー問題は2番目で29%、移民問題23%、経済全般14%、医療問題12%と続いた。大統領支持率の低迷にイラク情勢が深く関係していることは言うまでもなく明白となっている。
●年末に10万人へ削減は困難 イラク駐留米軍で米紙
共同通信 6月10日
http://topics.kyodo.co.jp/feature01/archives/2006/06/post_1233.html
【ワシントン9日共同】9日付の米紙ニューヨーク・タイムズは、ブッシュ米政権が当面目指していたイラク駐留米軍を年末までに10万人規模に削減する計画は困難になったと報じた。 ・・・ 11月の中間選挙を控えて支持率の低迷に苦しむブッシュ政権は早期削減を実現したい考えだが、イラク新政府発足後も激化する宗派対立などで見通しが立たない状況だ。
作成者 山本史郎 :2006年6月11日(日) 11:39 [ コメント : 0]