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イスラエル軍のガザ地区攻撃でパレスチナ人18名が殉教しました。
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シオニスト政権イスラエル軍は9日金曜、陸と空や海からガザ地区を攻撃し、これにより、児童3名を含む少なくとも、パレスチナ人18名が殉教しました。
アルアーラム・チャンネルが、パレスチナ医療筋の話として伝えたところによりますと、9日金曜夕方、イスラエル軍のガザ地区北部への砲撃により、児童と女性それぞれ3名を含む少なくともパレスチナ人7名が殉教、他数名が負傷しました。
さらに、イスラエル軍の小型艦艇が、ガザ地区北部のベイトラヒーヤの沿岸地域を標的にし、この中で、パレスチナ人8名が殉教した他、40名を超える負傷者が出ています。
また、同日昼、ガザ地区北部にあるジェバーリーヤ難民キャンプで、イスラエル軍のヘリコプターが、パレスチナ民衆抵抗委員会のメンバーが乗っていた自動車を攻撃し、これにより、戦士3名が殉教、他5名が負傷しました。
イラン外務省が、国連に対し、イスラエルの犯罪行為を阻止するよう求めました。
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イラン外務省のアーセフィー報道官は、国連に対し、シオニスト政権イスラエル軍のパレスチナ人殺害を阻止するよう求めました。
イスラエル軍は9日金曜、ガザ地区を攻撃し、これにより、児童3名を含む少なくとも、パレスチナ人18名が殉教しました。
これに対し、アーセフィー報道官は、10日土曜、「この犯罪行為の激化と継続は、シオニスト政権が、いかなる国際法規や基準をも守っていないことを表し、国連安保理の黙認により、彼らの前には全く障害がないことを示す」と語りました。
さらに、国連は、大国に配慮せず、真剣にこの犯罪に関する調査を行い、その結果を世論に伝えることで、こうした犯罪行為の阻止に向け効果的かつ積極的な手段をとるよう期待感を表明しました。
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解 説
イスラエルの犯罪に対するアメリカの支持
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シオニスト政権イスラエルのパレスチナに対する新たな暴力行為が、ガザ地区におけるパレスチナ人数十名の惨殺を引き起こしました。これにもかかわらず、アメリカは、イスラエルの犯罪行為への支持を表明すると共に、こうした行為はイスラエルの権利であるとしました。アメリカ国務省のマコーマック報道官は、イスラエルによるガザ地区での殺人行為について、こうした措置は、イスラエルの権利であるとしました。アメリカは、イスラエルに対する全面的な支援を行いながら、人権と民主主義を主張しています。アメリカがイスラエルを支援していることで、この政権の犯罪行為が継続されており、このためアメリカは、イスラエルの犯罪行為の共犯者とみなすことができます。こうした中、このイスラエルの犯罪行為に関して、国連事務総長が、早急な、そして大規模な調査を求めました。
イスラエルの犯罪行為が酷くなっていることから、この政権に対する抗議が高まっています。イスラエルを支持するイギリスやフランスでさえも、世論の圧力を受けて、イスラエルの行為を非難する発言を行っています。とはいえ、イギリスとフランスのイスラエルへの支持は、実際、同政権の犯罪を継続させる上で、大きな影響力をもっています。国連安保理の常任理事国であるアメリカ、イギリス、フランスは、世界の平和や治安を脅かすイスラエルの犯罪行為に関する安保理の調査を妨います。
約3年前にも、ヨルダン川西岸ジェニンにおけるイスラエルの犯罪行為を受け、国連総会の要請により、イスラエルの行為を調査する委員会が設置されました。しかしながら、イスラエルや、この政権を支持するアメリカ、フランス、イギリスの妨害により、調査の中で、この犯罪行為が明らかにされたにもかかわらず、パレスチナ人の権利を擁護することができませんでした。というのは、国連安保理は、イスラエルの犯罪に対して、受身的な対応をとり、実際には、ジェニンの犯罪に関して出された調査結果に対して、何も措置をとらなかったからです。パレスチナ人に対するイスラエルの犯罪行為、そしてイラクやアフガニスタンの人々に対するアメリカの犯罪行為。世界の人々は、これら二つの政権による大虐殺を目にしています。こうした中、国際社会は、受身的な対応により、中東地域におけるこうした犯罪を眺めているだけなのです。
http://www.irib.ir/Worldservice/japaneseRADIO/news.sat.htm#3