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◇九条の会:戦争放棄の堅持訴え…初の全国集会
戦争放棄をうたう憲法9条の堅持を訴える市民らでつくる「九条の会」が10日、2周年を迎え、東京都新宿区の日本青年館で初の全国交流集会を開いた。運動は全都道府県に広がりをみせており、約1500人が参加した集会では、地域や職種ごとの「九条の会」が5174に上っていることが報告された。
呼びかけ人の一人で、評論家の加藤周一さんは「改憲勢力は議会の多数派だが、国民多数の支持は得ていない。想像力を働かせ、9条を守るために何ができるか考えたい。今なら勝てる可能性がある」と訴えた。評論家の鶴見俊輔さんは「私はもうろくした老人だが、戦争を起こす文明に対して『もうろく人』として反対していきたい」とユーモアを交えて語り、会場を沸かせた。
また、作家の小田実さんは「資源もなく、食糧自給率の低い日本は、自衛できない。国を守るためには、戦争のない世界をつくるという理想こそが現実的で、その土台にあるのが平和憲法だ」と呼びかけた。
毎日新聞 2006年6月10日 19時02分 (最終更新時間 6月10日 19時15分)
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20060611k0000m040029000c.html