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「住民犠牲申し訳ない」 座談会で沖縄戦語る 元日本兵山梨さん(琉球新報)
http://www.asyura2.com/0601/war81/msg/131.html
投稿者 ドキッ!プロ奴隷だらけの水泳大会 日時 2006 年 6 月 08 日 13:01:55: hSNyXCkDoAhxY
 

http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-14342-storytopic-5.html

 【西原】沖縄戦の激戦地の一つ、西原町幸地で砲手として米軍と交戦した元日本兵、山梨清二郎さん(83)=静岡県富士市=を招いて、日本兵の側から見た戦時の様子を語ってもらう座談会が2日午後、同町与那城の町立図書館(宮城保館長)で開かれた。

 座談会には、主催した同町の新垣正祐町長らのほか、町遺族会の与那城博司さん、玉那覇三郎さん、幼いころ戦争を体験した同町幸地在住の翁長正吉さん、與那嶺キヨさんら計12人が出席。山梨さんは「われわれは、愛国心を巧みに利用した無能な指導者によって戦わされ、戦友を無駄に失った。西原や沖縄の多くの人たちが犠牲になったことに対しても、申し訳なく思う」と述べた。

 山梨さんは2004年8月に回想録「沖縄戦 野戦重砲第一連隊 兵士の記録」を執筆し、05年8月に光陽出版社(東京)から自費出版した。

 山梨さんのいた第二大隊第四中隊が戦中に使った「96式15センチりゅう弾砲」(同型)が04年12月、陣地だった西原町幸地の建設現場で発掘され、町立図書館前に展示されているのを知ったことから同町との交流が続いている。

 座談会で山梨さんは「西原での激戦は首里の司令部を守るためではなく、米軍が日本に上陸するまでの時間稼ぎ」「戦闘中、敵の動きも地元住民の動きも全く分からなかった」「捕虜になった時、家族に危害が加えられるのではと恐れ、『オオシロ・ケンキチ』という偽名を使った」などと当時の状況を語った。

 出席者から部隊の詳しい動きや当時の心境などを問われて、山梨さんが言葉を詰まらせる場面もあった。翁長正吉さんは「戦後61年がたち、平和を求める西原の人たちと、山梨さんのように戦争にかかわった人たちが、互いに不戦を固く誓い合っていくしかないのでは」と言葉少なに語っていた。

(6/8 10:07)

http://ryukyushimpo.jp/uploads/img44877822ddfb4.jpg
西原町幸地で戦った元日本兵の山梨清二郎さんから、戦場の様子について聞いた座談会=町立図書館

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