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ラムズフェルド米国防長官は辞任するべき 米上院議員
2006.06.05
Web posted at: 15:26 JST
- CNN
ワシントン(CNN) イラク西部ハディサで昨年11月、米海兵隊員がイラク民間人を殺害したうえ、その情報が隠ぺいされていた疑惑の調査が続くなか、ジョセフ・ビデン米上院議員(民主党)は4日、ラムズフェルド国防長官が辞任するべきだと主張した。
ビデン議員はNBCの番組「ミート・ザ・プレス」で、ハディサ疑惑などの説明責任が最終的にラムズフェルド長官にあるとの認識を表明。「大統領の任期はあと2年半残されており、われわれが罷免することはできない。説明責任で重大な過ちを犯した場合は、名乗り出て過ちを認め、辞任するべきだ。大統領のそうした対応は不可能だが、国防長官であれば可能だ」と述べ、ラムズフェルド長官の早期辞任が必要との考えを示した。
ビデン議員は上院外交委員会の委員長で、次回の大統領選で候補になる可能性も指摘されている。ブッシュ政権の対イラク政策をめぐっては以前から度々批判的な発言をしており、ラムズフェルド長官の辞任を求めたこともある。
一方、2004年─05年に第1歩兵師団を率いてイラク北部に駐留していたバティステ元少将は、CNNの番組「レイト・エディション」に対し、直感と判断力の点で全面的に信頼できる国防長官が必要であると指摘。ハディサ疑惑と旧アブグレイブ刑務所でのイラク人虐待、4年間に及んでいるイラク情勢の混迷が、国防長官が03─04年に示した誤った判断や意思決定と直接関係しているとの認識を示した。
ラムズフェルド長官の辞任を求める退役軍人の1人である元少将は、「われわれは人材不足のまま必要以上の任務を課せられた。米軍に強いられた負担は信じ難いほどだ」と述べた。
ラムズフェルド長官の去就をめぐっては今年4月、「良い仕事」をしているとしてブッシュ米大統領が長官を擁護した経緯がある。
http://cnn.co.jp/usa/CNN200606050017.html