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2006-06-07
http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2006/06/post_c2c4.html から転載。
〔イラクから〕 「びっこのハシム」が殺された! ハムダニア村の虐殺
バグダッド発のワシントン・ポスト電(電子版、6月5日付け)が住民、親族らの話として伝えたところによると、ことし4月26日未明、バグダッドの西、アルグレイブのそばのハムダニヤ村で、「びっこのハシム」と呼ばれる、足の不自由な52歳の男性が、米海兵隊に家から引きずり出され、顔を4回撃たれて殺された。
ハシムさんの息子、ナシールさん(26歳)の同紙に対する証言によると、同日午前2時ごろ、海兵隊が家のドアをたたき、応対に出たハシムさんを綿のローブのまま連れ出した。
それから30分も経たないうちに家の外で射撃音が響いた。
ナシールさんらは夜が明けてから、ハシムさんを探しに出た。
家から400メートルほど離れた道路わきに大きな穴が掘ってあった。現場は血にまみれ、プラスチックの手袋が捨てられていた。
ハシムさんを探す家族に村人は、米兵がハシムさんの遺体を警察署に運んだことを告げた。
ハシムさんの遺体は最終的に、アルグレイブの病院で見つかった。
海兵隊はハシムさんの殺害したあと、別の村人からライフルとシャベルを借りて、ハシムさんの遺体のそばに置いていた。
ハシムさんを、ロードサイド爆弾を仕掛けた者にでっちあげる工作だった。
ハシムさんを射殺した海兵隊員は取り調べに対し、ハシムさんが家の近くで爆弾用の穴を掘っていたので射殺したと言っている。
ハシムさんの家族によれば、事件後、海兵隊員がやってきて、金を出すから口裏を合わせてくれ、と頼んだという。
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http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2006/06/04/AR2006060400797_pf.html