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ブレアはイラクを急遽訪問して、治安権限のイラク治安当局への移譲の見通しを発表しました。
これにより、お二人が取材に努められた派遣自衛隊の撤退に薄明かりがさしてきたのではありますが…未だ不透明な段階なのです。しかし、確かに撤退に向かってはいるようです。
http://www.asahi.com/international/update/0526/011.html
米英首脳会談 イラク撤退の具体像は示さず
2006年05月26日11時34分
ブッシュ米大統領は25日、ブレア英首相とホワイトハウスで会談し、正式政府の発足したイラク情勢を協議した。両首脳は記者会見で、米英軍の駐留部隊の撤退の見通しについて、現地の情勢次第という公式論だけを繰り返し、具体的な地域や日程を挙げて計画を示すことは避けた。
ブッシュ大統領は「イラク人(治安部隊)が増強するに従い、我々は縮小する」と持論を繰り返した。しかし、「何万ものイラク治安部隊が戦闘正面に立つようになったとの説明があるのに、多国籍軍(米英軍)の実質的な縮小はない」との質問には、「繰り返すばかりで飽きられたかもしれないが現地の情勢次第だ」とだけ述べ、正面からは答えなかった。また、「イラク軍にはまだ国防相がいない」とも指摘し、イラク治安維持の指揮系統が確立されたかどうかの判断にはまだ時間がかかるとの見通しを示した。
イラクを訪問したばかりのブレア首相も「治安部隊が段階的に国内を掌握していくことは可能だ」としたが、「現地で私が話したどのグループの指導者も、我々が早計に撤退することは求めていない」と強調した。
両首脳とも「イラクが解放された後、すべて我々の期待通りというわけではなかった」(ブッシュ氏)、「サダム(フセイン元大統領)を追放する決定は非常に議論が分かれるものだった」(ブレア氏)と認めつつ、この3年間で全体状況は良くなっていると主張した。
http://topics.kyodo.co.jp/iraq/
イラク情勢
2006年05月26日
イラク撤退見通し示さず 米英首脳が慎重姿勢
25日、ワシントンのホワイトハウスで会談後、共同記者会見するブッシュ米大統領(右)とブレア英首相(AP=共同) 【ワシントン25日共同】ブッシュ米大統領とブレア英首相は25日、イラク正統政府発足後初めての首脳会談をホワイトハウスで行った。両首脳は新政府発足を受けた今後の対応を中心に協議したが、会談後の共同記者会見ではイラクに駐留する米英軍撤退の見通しは示さなかった。
イラクのマリキ首相は、イラク治安部隊が今後1年半のうちにイラク全土で多国籍軍から治安権限を引き継げると発表していた。しかし、テロや米軍攻撃がやまない泥沼の治安情勢を踏まえ、両首脳は撤退見通しの表明に慎重な姿勢を見せた。
ブレア首相は、陸上自衛隊宿営地があるムサンナ州での英軍からイラク側への治安権限移譲に関する具体的日程についても言及しなかった。
撤退見通しを示せない理由についてブッシュ大統領は、イラクの新国防相がまだ決まっていないため、多国籍軍のケーシー司令官が新政府と十分な協議を実施できていないことなどを挙げた。
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