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(回答先: Re: そのへんは、戦闘地域に入らないのか? 投稿者 Kotetu 日時 2006 年 5 月 18 日 20:47:04)
◇自衛隊イラク派遣:空自人員物資輸送、人道前面支援を継続 国連、本格活動へ思惑一致
政府は17日、アナン国連事務総長の要請を受ける形で、航空自衛隊による国連の人員・物資輸送をイラクで行う方針を打ち出した。6月以降を想定している陸上自衛隊の撤退後も空自の輸送部隊を残し、多国籍軍支援を継続するのは既定方針。人道色の濃い国連支援を輸送業務の中核に据えることで空自の派遣継続に国民の理解が得やすくなると考える政府と、イラクでの本格的な活動再開に加盟国の協力を得たい国連の思惑が一致した。
イラク復興特別措置法はイラク国民を対象とする人道復興支援活動と、多国籍軍に対する安全確保支援活動が2本柱。陸自部隊はイラク南部サマワで公共施設の補修など人道復興支援活動を行い、空自はクウェートからサマワ近くのタリル空港へ陸自や多国籍軍の物資を輸送してきた。陸自撤退後は多国籍軍支援が輸送業務の中心となるが、国連支援が任務に加われば、人道復興支援を名目に空自の派遣を継続できることになる。
国連の事務所はバグダッドにあり、国連向け物資の輸送先には危険度の高いバグダッド空港が含まれる見通し。米軍からもバグダッドへの輸送拡大を求められており、同空港の危険度を調査した防衛庁は「被弾の可能性は否定できないが、運航は可能」と事実上のゴーサインを出している。国連支援のためバグダッドへの乗り入れを始めれば対米追随色が薄まるとの計算も働いている。
政府は今後、イラク正式政府の組閣作業が終了し、治安権限がサマワのあるムサンナ県の治安部隊に移譲されることが決まり次第、6〜7月中にも陸自を撤退させたい考え。空自の輸送は陸自の撤退後、本格化する見通し。【古本陽荘】
毎日新聞 2006年5月18日 東京朝刊
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20060518ddm002040037000c.html