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(回答先: 911事件ペンタゴン;参考資料】ベテランパイロットによる低空飛行 投稿者 Kotetu 日時 2006 年 5 月 18 日 14:45:00)
「ボーイングだった」説のデタラメは生易しいレベルじゃない
http://911review.com/errors/pentagon/imgs/pent_graphic_757.jpg
上の写真は先日空耳板でお知らせした『WTCは爆破解体、ボーイングは本物』という珍妙な説を唱える、「真相究明」派の一方の旗頭であるジム・ホフマンのグループ‘9-11 Review’のページからです。
彼らはペンタゴンに関して懸命にヒステリックに「公式見解」をサポートしているのですが、ここでは翼がペンタゴン西壁の1階部分に、胴体が1階部分と2階部分に激突した、という説を合理化するために、まさしく地面スレスレに、しかも機体は水平(あるいはやや機首が下向きか)の状態で激突したことを想定しています。とてもじゃないけどKotetuさんが指摘されたようなレベルじゃないですね。
(参照)
http://911review.com/errors/pentagon/nodebris.html
ERROR: 'The Pentagon Attack Left No Aircraft Debris'
彼らは「ペンタゴンの穴が小さすぎるではないか」という指摘に対して、次のページで反論しているのですが、
(参照)
http://911review.com/errors/pentagon/smallhole.html
ERROR: 'The Pentagon Attack Left Only a Small Impact Hole'
爆発の初期の写真から(後述しますがこの写真の中にも奇妙なものがあります)明らかに崩れていない、つまり「飛行機が激突した」箇所ではないと思われる場所を消していって、最後に残った1階と2階の非常に狭い部分を「激突箇所」として採り上げ、「ホラ見ろ、ここにボーイングがスッポリと入るじゃないか」と主張します。
この作業の様子は次の図表に描かれています。
http://911review.com/errors/pentagon/imgs/damage_comp.jpg
この絵がもし見にくければ上のUrlから入って右側にある同様の絵(縮小)の上をクリックしてください。
この箇所は煙と消防の水煙によって何が何だか分からなくなっている部分なのです。もしここにボーイング767が突っ込んだとしたらこのようになる、というのが、この投稿の一番上に貼り付けた画像です。
誰が見ても明々白々なデタラメであることがすぐに分かります。
まず、飛行機は斜め45度に近い角度をつけてヒットしました。彼らが主張する「穴」を見ますと、特に2階部分の胴体が入る部分が真っ直ぐにヒットしたとしてもギリギリであり、斜めから突っ込んだことに対しては素知らぬ顔をしています。
次に、右翼のエンジンは、公式見解でもこのグループの主張でも、西壁の手前にあった発電用のトレーラーに「かすった」ことになっていますが、これでは「かすった」どころかまともにぶつかって、トレーラーが大破するしエンジンがこの時点でぶっちぎれて飛び散るはずです。実際にはトレーラーの上の部分がややへしゃげた程度、さらにこの付近にエンジンの破片など見つかったとの発表はありません。
もちろんこのサイトでは、例の「Cリングのパンチホール」「柱の状態」「建物内部に飛行機の破片が無い」などについての筋の通った説明はなされていません。どうやら「飛行機の中の細くて固い部分が吹っ飛んでCリングの壁に真丸な穴を開けて、その後どこかに消えてなくなった。他の飛行機の部品も室内の柱を傷つけた後で空気中に蒸発した。」ということが言いたいようです。
ところで、初期の写真の中に次のようなものがあります。
http://911review.com/errors/pentagon/imgs/lawn2.jpg
これはペンタゴンの西側にある小高い丘の上から撮られたもので、爆発後の数分以内のものと推測されます。写真はペンタゴンの発表なのですが何の説明も付けられていません。
奇妙です。爆破が起こって、すぐさまペンタゴンお付のカメラマンがカメラを準備して丘にフッ飛んで行ってシャッターをきったのでしょか。(よくそんな余裕があったものだ!)
それとも予めそこにカメラを設置していたのでしょうか。(つまり「何が起こるか」を初めから知っていて!)
次のPentagon Researchのページにはペンタゴン付近でのこの「飛行物体」の航路が描かれていますが、
http://www.pentagonresearch.com/017.html
大型機ドシロウトの「アラブ・テロリスト」のお兄ちゃんたちは、これほどに急カーブを描いて、時速600キロほどのスピードで、しかも地面スレスレにヒットさせたようです。
以上の「デタラメ度」は生易しいレベルではありません。天動説も真っ青の「宗教論理」でしょう。