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(回答先: 小泉首相 アナン氏と会談 イラク国連輸送に応じる考え―Yahoo!毎日新聞 投稿者 天木ファン 日時 2006 年 5 月 18 日 12:07:01)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060518-00000001-san-pol
◇国連のイラク北部事務所開設 空自が輸送支援
イラクで輸送活動を行っている航空自衛隊の任務拡大に関し、政府は十七日、国連の輸送を支援する方針を固めた。第一弾はイラク北部アルビルでの国連事務所開設に向けた人員・物資輸送になる見込み。国連支援により、陸上自衛隊が撤収しても、イラクでの自衛隊の活動の柱である「人道復興支援」を継続する姿勢をアピールできると判断した。
来日中の国連のアナン事務総長は十七日、小泉純一郎首相と首相官邸で会談し、「イラクでの国連の活動について、輸送支援をお願いしたい」と要請。小泉首相も「積極的に検討して前向きに対応したい」と答えた。
国連イラク支援派遣団(UNAMI)は、バグダッドを拠点に政治プロセスなどで助言を行ってきた。二〇〇三年八月のバグダッドの国連事務所爆弾テロ事件以降、活動は縮小していたが、イラク本格政府の発足を機に拡大する。
その一環として、国連は日本政府に「アルビルの事務所の開設を支援してほしい」と要請。具体的には事務所開設に向けた国連職員や物資の輸送で、空自のC130輸送機による支援を求めている。
輸送ニーズはバグダッドや隣国のクウェートなどとアルビルを結ぶ経路が想定される。空自は三機のC130と約二百人の隊員を派遣し、クウェートとイラク南部で陸自の物資輸送などにあたっているが、防衛庁はこの態勢で国連支援も可能とみて、早急にアルビルの空港調査に入る。
アルビルはトルコ、イランとの国境近くにある県で治安は比較的安定している。韓国軍約三千二百人が駐留するが、年末までに千人削減される。
日本政府は陸自撤収に合わせ、空自に米軍の輸送を拡大させる方針を固めている。国連はアルビルでの作業を六月にも開始するとの情報があり、米軍より先に国連の支援に着手すれば、米政府の反発も懸念される。
(産経新聞) - 5月18日3時42分更新