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□イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 2006/05/14 【レジスタンスがイラク南部に広がりシーア派の組織も登場】
http://blog.mag2.com/m/log/0000169265/107276880?page=1#107276880
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イラク・レジスタンス・レポート Iraqi Resistance Report 日本語版
編集＆発行 山本史郎／イラク情勢ニュース
webサイト
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
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2006/05/16 (火)
※ きょう紹介する主な内容 ※
☆イラク・レジスタンス・レポート ２００６年５月１４日付
◇レジスタンスがイラク南部に広がりシーア派の組織も登場
◇カイム近郊： レジスタンスの爆弾で米兵３人死亡
◇ヤスリブ： レジスタンスの爆弾で米兵４人死亡
◇モスル： レジスタンスの自動車爆弾で米兵４人死亡
◇タルアファル： レジスタンスの待ち伏せで米兵死亡
◇バスラ： 英軍兵士がレジスタンスの爆弾で死亡
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□イラク・レジスタンス・レポート ５月１４日 日曜日
■Iraqi Resistance Report for events of Sunday, 14 May 2006
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http://www.albasrah.net/en_articles_2006/0506/iraqiresistancereport_140506.htm
●レジスタンスがイラク南部に広がりシーア派の組織も登場
Resistance groups with Shi‘i names burst on the scene
as Resistance spreads to the Iraqi south
疑いなくシーア派の名を持つイラク人レジスタンス組織が（占領軍への）
攻撃とビデオ声明に登場するようになり、スンニ派の兄弟に合流して米・英
占領軍との戦闘に参加しつつある。先週あたりになっての新グループの登場
は、バスラでの英軍ヘリ撃墜が広く報道されたことに続くものだ。
クドス・プレスは１４日、インターネットのウェブサイトに登場したビデ
オはイマーム・アル・カジム旅団がバグダッドの北西サバル・ブル地区にい
た米軍パトロール部隊のそばで爆弾を破裂させたと発表した、と報じた。こ
れに付された同グループの声明は、彼らの攻撃は米兵７人を殺したと主張
した。
イラク南部ディカル州ナシリヤ市では、イマーム・アリ旅団を名乗るレジ
スタンス組織が、イタリア軍の車両を破壊する場面を撮ったビデオを公開し
た。このグループが発表し画面に書かれていた声明は、車両に乗っていたイ
タリア兵全員が殺されたと述べた。
イマーム・アル・ハディ旅団を名乗る組織は、バグダッド南東部のルスタ
ミヤ地区にある米軍基地に４発のカチューシャ中距離ミサイルを撃ちこんだ
と発表した。このグループは配下の戦士がカチューシャを発射するのを写し
たビデオを公開した。
一方、イマーム・アル・アスカリ旅団は、バグダッドとキルクークを結ぶ
道路上で爆弾を炸裂させ、米軍車両を破壊したと宣言した。
先週あたりにイラクの舞台に登場した上記のグループは、皆、明らかにシ
ーア派の名前を名乗っている。しかしその紹介と活動の仕方において、彼ら
はこれまでスンニ派を語ったイラク・レジスタンスに酷似した手法にしたが
っていることをアピールし、イラクに駐留する米・英、その他の占領軍への
大胆かつ容赦ない攻撃をともなっている。スンニ派の兄弟組織と同じように
彼らは自分たちの攻撃の多くを撮影し、イスラム系ウェブサイトの利用につ
いての声明文を書いた音声つきビデオをアップロードし、みずからの作戦活
動を報告・普及しているのである。クドス・プレスは、類似点をあげ、実際
にシーア派レジスタンスとスンニ派レジスタンスのあいだに連携があるとい
うのは考えられないことではないと報じた。
シーア派のレジスタンス・グループは５月６日、土曜日のバスラにおける
英軍ヘリ撃墜のすぐあとに姿をあらわした。英軍ヘリへの攻撃について、サ
ドル師のマフディ軍は関与を否定した。
そのほかの戦局では、ここ最近の数日間に、イラク南部では多数の攻撃で
大量の爆弾が使われてきたことをクドス・プレスが指摘した。５月６日の英
軍ヘリ撃墜にはストレラ対空ミサイルが使われたという徴候もある。このよ
うな兵器の使用はイラン軍関係者にむけられているという観察もある。
シーア派レジスタンス組織の突然の登場は、明らかに彼らが強力な兵器貯
蔵庫を利用できることと結びついたものであり、これまで米国とその衛星諸
国にとって比較的に平穏だったイラク南部がすぐに占領軍にとって著しく激
したところになりそうだと示唆するものである。
◆アンバル州 Al-Anbar Province
●カイム近郊： レジスタンスの爆弾で米兵３人死亡
Three US troops reported killed in Resistance bombing near al-Qa’im
イスラム・メモは１４日午後３時１５分（メッカ時間）の速報で、シリア
国境に近いイラク西部カイムのオバイディに近いタナフ地区において、イラ
ク・レジスタンスの爆弾が米軍のそばで爆発したと報じた。
イスラム・メモのカイム通信員は、爆発現場近くのガソリン・スタンド関
係者の話として、ハンビー１台が破壊され、米兵３人が死亡、２人は重傷だ
とレポートした。
同通信員が現場に行ってみると、赤い十字のマークをつけた米軍ヘリが現
場近くに着陸していたのが見えた。
タナフ地区の医療関係者は同通信員に、爆発に対して米兵が四方八方に無
差別銃撃をしたため、イラク人女性１人が殺され、その子どもは負傷した、
と話した。
◇ラマディ： 米軍機が村のモスクを爆撃、礼拝者４人死亡
◇ファルージャ： 国家警護隊の司令部をレジスタンスが襲撃
◇ハバニヤ： 米軍司令部で炸裂、レジスタンスのミサイル
◆サラハッディン州 Salah ad-Din Province
●ヤスリブ： レジスタンスの爆弾で米兵４人死亡
Four US troops reported killed in Resistance bombing near Yathrib
バグダッドの北７５キロに位置するヤスリブ市の入り口に近い幹線道路に
おいて、イラク・レジスタンスの爆弾が米軍パトロール部隊を襲った−−イ
スラム・メモが１４日午前１０時４０分の速報で伝えた。
イスラム・メモ通信員はヤスリブに住む目撃者の話として、爆弾はハンビ
ーを完全に破壊し、米兵４人が死亡、もう１人は負傷した。
◆ニネベ州 Ninwa Province
●モスル： レジスタンスの自動車爆弾で米兵４人死亡
Four US troops reported killed in Resistance car bomb attack on patrol
モスル西部カファアト地区をパトロールしていた米軍にイラク・レジスタ
ンス戦士が自動車爆弾で突っこんだ−−１４日午後３時４０分の速報でイス
ラム・メモが伝えた。
モスルのイスラム・メモ通信員はカファアトに住む目撃者の話として、米
軍車列が住宅地域の幹線道路をやってきたとき、レジスタンス戦士が爆発物
を積んだ車を運転して米軍車列に突入した、とレポートした。米兵４人が死
に、３人が負傷した。その爆発で近くにいた一般市民７人もケガした。
●タルアファル： レジスタンスの待ち伏せで米兵死亡
Resistance ambush in Tall ‘Afar leaves US soldier reported dead
イラク・レジスタンス戦士は１３日夜遅く、米軍とイラク傀儡軍の合同パ
トロール部隊をタルアファルのサライ地区で襲撃した−−イスラム・メモが
１４日午前１１時１０分の速報で伝えた。
イスラム・メモ通信員はタルアファルに住む目撃者の話として、レジスタ
ンス戦士が徒歩の合同パトロール部隊を待伏せし、米兵１人、イラク兵２人
を殺し、別の米兵とイラク兵２人を負傷させた。
◆バスラ州 Al-Basrah Province
●バスラ： 英軍兵士がレジスタンスの爆弾で死亡
British soldier reported dead in Resistance bombing in northern al-Basrah
イスラム・メモは１４日午後３時５０分の速報において、イラク・レジス
タンスの爆弾がバスラ北部をパトロールしていたイギリス兵のそばで爆発し
たと伝えた。
イスラム・メモの通信員はバスラ北部カルマト・アリ地区に住む目撃者の
話として、英軍パトロール部隊が通りすぎようとしたとき、カルマト・アリ
橋近くの道路脇に埋設されていた爆弾が破裂したと伝えた。この爆発でイギ
リス軍の装甲車が完全に破壊され、英軍兵士１人が死亡、３人が重傷を負っ
た。
◆バグダッド Baghdad
◇政府系暗殺チームの犠牲者、スンニ派９人の遺体発見
◇パレスチナ通り： レジスタンスの爆弾で傀儡警官死亡
◇レジスタンスの自動車爆弾は傀儡警察を狙う
◇レジスタンスの自動車爆弾が空港通りの検問所爆破
◇人気のある市場で不可解な爆弾事件
◆ディヤラ州 Diyala Province
◇バクーバ： レジスタンス戦士が傀儡警察の幹部を射殺
◇アジム： レジスタンスの爆弾が外相の車を襲う
◆タミン州 At-Ta’mim Province
◇キルクーク： レジスタンスの爆弾が傀儡警察を襲う
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オリジナル（英字）：
http://www.albasrah.net/moqawama/english/iraqi_resistance.htm
英語への翻訳・編集 Muhammad Abu Nasr
日本語版はイラク情勢ニュース（URUK NEWS）のコンテンツです
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/
メール宛先 uruknewsjapan@ybb.ne.jp
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