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□[米国]リビアと外交正常化へ テロ国家指定も解除|毎日新聞
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1965039/detail?rd
[米国]リビアと外交正常化へ テロ国家指定も解除
【ワシントン笠原敏彦】ライス米国務長官は15日、リビアを「テロ支援国家」の指定から解除し、1980年の関係断絶以来、26年ぶりに外交関係を完全に正常化する、と発表した。同長官は声明で、米国がテロ支援国家に指定し、核開発問題を抱えるイランと北朝鮮に対し、リビアは「重要なモデル」だと指摘して姿勢転換を迫った。
声明で長官は、関係正常化はリビアが03年にテロを放棄し、大量破壊兵器の廃棄を約束したことの「目に見える結果」だと説明。「両国民の利益となる新たな米リビア関係の始まりだ」と訴えた。一方で、イランと北朝鮮を名指しし、「リビアは(両国に)世界が姿勢転換を迫る重要なモデルだ」と指摘。両国にリビアと同様の「戦略的決断」を行うよう求めた。
米国とリビアは80年、カダフィ・リビア大佐が亡命リビア人への「暗殺指令」を出したことをきっかけに国交を断絶した。その後、パンナム機爆破事件(88年)などで関係は一層悪化。しかし、リビアが同爆破事件の容疑者を引き渡したうえ、遺族への補償を約束。大量破壊兵器の廃棄を表明するなどし国際社会との関係改善に動き、両国間でも関係正常化への動きが進んでいた。
米国は正常化により、04年6月に開設したトリポリの連絡事務所を大使館に格上げする。
◇「相互利益に」と歓迎の意向…リビア
【カイロ支局】米国との国交正常化について、リビアのシャルガム対外連絡・国際協力書記(外相)は15日、AP通信に対し「交渉の結果であり、相互利益になる」と歓迎の意向を表明した。
2006年05月16日02時02分