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イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 2006/05/13
http://www.asyura2.com/0601/war80/msg/728.html
投稿者 white 日時 2006 年 5 月 14 日 21:10:54: QYBiAyr6jr5Ac
 

□イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 2006/05/13

 http://blog.mag2.com/m/log/0000169265/107268922?page=1#107268922

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イラク・レジスタンス・レポート Iraqi Resistance Report 日本語版
  編集&発行 山本史郎/イラク情勢ニュース
  webサイト
  http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
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2006/05/14 (日)

         ※ きょう紹介する主な内容 ※

☆イラク・レジスタンス・レポート 2006年5月13日付
 ◇米軍がハディッサに残忍な空爆
 ◇レジスタンスと米軍がラマディで戦闘
  ・米軍が戻って銀行ビルを占拠、レジスタンスが包囲
  ・米軍が民家に放火、レジスタンスへの圧力
  ・米兵を救出しようと米軍ヘリから海兵隊降下、銀行周辺

☆ビデオ: ラマディで住民を狙って地雷を埋める米兵、そこに・・・
http://vids.myspace.com/index.cfm?fuseaction=vids.individual&videoid=660534534&n=2&&Mytoken=10203269-106F

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□イラク・レジスタンス・レポート 5月13日 土曜日
■Iraqi Resistance Report for events of Saturday, 13 May 2006
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http://www.albasrah.net/en_articles_2006/0506/iraqiresistancereport_130506.htm

◆アンバル州 Al-Anbar Province
●米軍がハディッサに残忍な空爆
US launches savage bombardment of al-Hadithah Saturday evening
 バグダッド北西300キロに位置するハディッサ市(またはハディーサ)
に対し、米軍機が残忍な空爆を遂行している−−イスラム・メモが13日午
後8時40分の速報で伝えた。

 イスラム・メモのハディッサ通信員は、米軍の戦闘爆撃機(複数)が今し
がた18発以上のミサイルを市内に発射し、この空襲は今なお続いていると
レポートした。ハクラニヤ地域とシュルタ地区、ハウィジャ地区の住宅地を
含めて、同市内外のさまざまな地域が攻撃されている。

 12日にレジスタンスと米軍の戦闘現場となり、13日朝には道路脇爆弾
が炸裂したアイヤル・ホテルに多数のミサイルが撃ちこまれた。さらに米軍
空襲は裁判所、スポーツ競技上、ハディッサ・スポーツ・クラブ、自動車販
売店、幾多の民家をも攻撃した。米軍の空襲によって女性と子どもを含む一
般市民の犠牲が報告された。

 通信員のレポートによると、アイヤル・ホテルにいた人々は、同地域の緊
迫情勢ゆえに、13日朝にホテルから避難していたという。

 現在も続いている米軍空襲による犠牲者と損害の正確な規模は今のところ
定かではない。夜間外出禁止令が課せられているので、通りに出ることは死
の冒険を犯すことになり、さらに電話も米軍空襲が始まった頃に遮断されて
しまった。

◇ハクラニヤでレジスタンスの爆弾が米兵2人殺す


●レジスタンスと米軍がラマディで戦闘、13日午後
Resistance, US troops battle in ar-Ramadi Saturday afternoon

 バグダッド西方110キロのラマディ市中心部において、イラク・レジス
タンス勢力と米軍の激しい戦闘が勃発した−−イスラム・メモが13日午後
3時15分の速報で伝えた。同市は10日明け方から米軍攻勢の対象になっ
てきた。

 イスラム・メモ通信員は、戦闘はイラク・イスラム銀行の向かい側、幹線
道路上に集中しているとレポートした。レジスタンス戦士30人以上が通り
を行き来していた米軍車列に戦闘をしかけた。

 レジスタンス戦士はRPG7ロケット弾、カラシニコフ銃、PKS機関銃
で攻撃し、米軍に手榴弾を投げてハンビーを破壊した。レポートしている時
点で、戦闘はまだ続いている。


●米軍が戻って銀行ビルを占拠、レジスタンスが包囲

 今も続いている戦闘で、米軍はそれまでの陣地から退却を強いられた−−
イスラム・メモが13日午後4時30分の速報で伝えた。退却した米軍はイ
ラク・イスラム銀行を占拠し、その屋上に狙撃兵を配置した。

 イスラム・メモの通信員は、米軍ハンビー2台にロケット弾が命中し炎上
するのが見えた、とレポートした。現地の目撃情報では、米海兵隊が銀行ビ
ルに4人の兵士を引きずりこんだが、それが死んだ者か負傷者かは判らなか
ったという。

 戦闘は接近戦となっていることから、米軍機は地上に展開する米兵を援護
するために敵側を爆撃したり、引き離したりすることができなかった。米軍
ヘリもまたレジスタンスからの攻撃が予想されるために、地上部隊を援護で
きる高度にまで降下することを恐れた。

 他方、レジスタンスの攻撃によってイスラム銀行ビルの2階に炎があがっ
た。イスラム銀行ビルはラマディが騒然としてきたために2ヶ月ほど閉めら
れていた。


●米軍が民家に放火、レジスタンスへの圧力

 ラマディでは戦闘は今も続いているが、13日午後から夕方にかけて散発
的なものになった−−イスラム・メモが午後6時50分の速報で伝えた。

 イスラム・メモのラマディ通信員は、30分ほど前、レジスタンスをその
攻撃陣地から撤退させようとして、米軍が陣地に使おうとしている場所近く
の民家に激しい銃撃を加えている。

 医療関係者によると、米軍の銃撃で少なくとも5人のイラク人市民が殺害
された、と通信員は述べた。

 あるレジスタンス戦士はイスラム・メモの取材に、彼らはイスラム銀行周
辺の前進陣地から退却できないだろうと心配してみせた。イスラム銀行に米
兵がたてこもっていて、退却すると自分たちの姿を米軍の空からの攻撃にさ
らすことになるからだ。

 しかし銀行近くの前進陣地のなかでは、レジスタンス側の陣地が銀行周
辺の米軍にほど近い有利な場所にある。


●米兵を救出しようと米軍ヘリから海兵隊降下、銀行周辺

 ラマディの戦闘は海兵隊数十人が降下し、レジスタンス戦士が引き揚げた
ことで最終的に終結した−−イスラム・メモが13日午後10時35分の速
報で伝えた。

 イスラム・メモのラマディ通信員は、ワナにはまって銀行ビルのなかに封
じ込められた米兵を、ヘリから降下した海兵隊が救出したと報じた。海兵隊
の一団が市内の元移民局ビルを包囲し、別の一団が銀行近くにある祝賀会場
(ここが午後から戦場になっている)を包囲した。

 海兵隊の降下部隊が集結した2ヶ所でレジスタンスの爆弾3個が爆発した
が、それによる犠牲の規模は判らない。

 爆発から30分ほどして、アメリカ軍は戦闘が続いている地域に到達する
ことができた。大勢の米軍が到着したことに気づいて、レジスタンス戦士は
狭い道路や路地づたいに戦闘地域から立ち去った。米軍が包囲しようとして
いた。

 レジスタンス関係者はイスラム・メモに、レジスタンス戦士7人は戦闘と
退却時に殺されたと話した。さらにアラブ同胞戦士を含む4人が負傷した。
米軍がレジスタンスへの圧力として民家を銃撃したために、戦闘のなかでイ
ラク人市民9人が殺された。

 記事を書いている時点で、米軍は戦場になった区画とその周囲、そしてレ
ジスタンス戦士が避難したと思われる地域を包囲している。米兵は現地住民
の両手を化学薬品を使って検査し、彼らが数時間内に兵器または爆発物を扱
っていたかどうかを判別している。


●米軍は医師宅やモスクを包囲

 イスラム・メモ通信員によると、レジスタンス戦士が退却して米兵が制圧
したあと、米軍はさらに大勢の増援部隊をその地域に送りこんだ。東は米軍
司令部が設営された農業大学から、西は米軍ワラル基地から市内に入った。

 米軍はまたアジジヤ地区とドバト地区で4人のイラク人医師の自宅を包囲
し、レジスタンス戦士が医師の治療を受けに来ていたら捕らえるつもりだっ
た。市内にある病院1ヶ所は米軍によって閉鎖された。

 また徒歩の米軍兵士が幾つものモスクをと廃棄されたビル4ヶ所をとり囲
んだ。

 イスラム・メモ通信員はイラク・レジスタンスの関係者の話として、彼ら
は米軍車両5台を炎上させ、そのうちの一部を完全に破壊、残りも使えなく
したとレポートした。彼らは何時間も続いた戦闘で米兵20人以上を死亡な
いし負傷させたと語った。

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オリジナル(英字):
  http://www.albasrah.net/moqawama/english/iraqi_resistance.htm
  英語への翻訳・編集 Muhammad Abu Nasr
日本語版はイラク情勢ニュース(URUK NEWS)のコンテンツです
  http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/ 
  メール宛先 uruknewsjapan@ybb.ne.jp  
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