★阿修羅♪ > 戦争80 > 689.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
以下引用
【ワシントン=鎌塚由美】米ワシントンの連邦議会議事堂前の広場(モール)が十一日、イラク戦争で亡くなった人々を表す靴で覆われました。
犠牲者の数は二千四百三十二人の米兵と十万人以上のイラク市民。広場に集まった人々は、次々と「必要のなかった戦争」に非難の声をあげました。
米フレンズ奉仕委員会のマイケル・マコーネルさんは、イラク人追悼パネルは、「人々の命がいかに貴重なものかに光を当て、必要のなかった戦争を糾弾するものです」と語りました。
イラクから来た「イラク自由会議」のサミル・アディル会長は、米軍侵略以来のイラクの人々の暮らしぶりを報告し、「人々は、安全を切望している」と語りました。「米国の無実の人々が戦争に駆り出され、イラクの無実の人々を殺している。両国の国民がともに力をあわせ、戦争を終わらせなくてはならない」と訴えました。
イラクからの即時撤退を求めて議会でロビー活動をするためにワシントンを訪れている「声を上げる軍人家族の会」「反戦イラク退役軍人会」、9・11同時テロの犠牲者の家族の会「ピースフル・トゥモローズ」の会員も駆けつけました。
観光客など多くの人が展示に足を止めました。モールに面したスミソニアン博物館群の一つで働くレウバー・ジャクソンさん(53)は「幼い子どもたちが戦死している現実は直視しがたい。この戦争は、わが国を衰退させている」と語りました。
高校生のキルステン・デイビスダムさん(19)は「靴は、やはり抽象的です。戦争はもっと悲惨なはず。(殺されたイラクの赤ん坊を表す)とても小さな靴を見て胸が痛くなりました。子守歌を歌ってあげたかった」と話しました。
展示と同時に、イラク戦争で犠牲になった米兵の名前と年齢、イラクの人々の名前が順に読み上げられました。
引用ここまで URL http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2006-05-13/2006051307_01_0.html