★阿修羅♪ > 戦争80 > 672.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200605120016.html
国家安全保障局が大量の通話記録を収集 米紙報道
2006.05.12
Web posted at: 16:06 JST
- CNN
ワシントン(CNN) 11日付の米紙USAトゥデー紙は、米通信大手AT&Tなど3社が01年の米同時多発テロ直後から、国家安全保障局(NSA)に国内電話の通話記録を提供していると報じた。議会などからはプライバシーの侵害を懸念する声が上がっているが、ブッシュ米大統領は同日、「情報活動の対象はあくまでテロ組織だ」と述べた。
同紙によると、AT&T、ベルサウス、ベライゾンの3社は、これまでに計数十億件の通話について、電話番号や日時、場所などのデータを提供してきた。テロ活動を示す通話のパターンを探るためで、NSAが会話の内容を録音したり傍受したりすることはないという。
これについて、ブッシュ大統領はホワイトハウスで記者団に「無実の米国民の私生活をせんさくしているわけではない」と強調。「一般国民のプライバシーは固く守られている」と述べた。報道内容の真偽については直接言及しなかったものの、「政府は裁判所の令状なしに、国内電話での会話を聞いたりしない」と語った。
AT&Tとベライゾンの代表者らは「国家安全保障上の問題にはコメントできない」との立場を示した上で、「違法行為はない」と主張している。
ブッシュ政権下の情報活動をめぐっては昨年末、テロ容疑者らが米国内と海外の間で交わす通話をNSAが盗聴していることが明らかになり、違法性をめぐる議論が続いてきた。米中央情報局(CIA)長官に指名されているマイケル・ヘイデン国家情報副長官は、NSAがこれらの情報活動を開始したとされる01年当時、NSA局長を務めていた。新たな指摘が加わったことにより、上院での承認はさらに難航する見通しだ。