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ウム、悪徳商売と政治謀略の腕前は兄貴の数倍上手だろう:過去の罪業の一部紹介
http://www.asyura2.com/0601/war80/msg/660.html
投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2006 年 5 月 12 日 05:34:15: SO0fHq1bYvRzo
 

(回答先: 「ジェブは偉大な大統領になれる」=ブッシュ氏が弟を称賛 [AFP=時事] 投稿者 white 日時 2006 年 5 月 11 日 20:56:34)

ウム、悪徳商売と政治謀略の腕前は兄貴の数倍上手だろう:過去の罪業の一部紹介


ジェブ・ブッシュと言えば、ジョージ・ダブヤ・ブッシュが英国の吸血鬼ブレアー、スペインのズル狐アスナールと組んでイラク侵略を開始する少し前の2003年1月にスペインにやってきました。

ジェブは流暢なスペイン語を話す野郎で、スペイン語で演説したのは良いのですが、調子に乗ってアスナールを「スペイン共和国首相」と呼んでしまいました。このスペイン共和国というのは1932年から1939年まで続いた政体で、アスナールの政治的ご先祖であるフランシス・フランコによって滅ぼされたものです。

テレビではほとんどのチャンネルがこの他国の歴史無知に対してからかい気味に何度も繰り返してこの場面ばかり報道していました。当時のスペイン人の中には、特にフランコによってひどい目に会わされたカタルーニャ人やバスク人の中には、「まあ、ブッシュの兄弟もたまには良いことを言うわい。」とニヤリとした人が多かったことでしょう。

ところで、このブッシュ弟ですが、あのウスラ馬鹿の兄貴とは異なり、若いころから中南米を舞台に、悪徳商売と政治謀略で様々に目ざとく活躍していたようです。

ジェブの下の弟であるマーヴィン・P.ブッシュは9・11で従兄弟であるワート・D.ウォーカー3世と一緒にWTCを2千数百名の人間と共にこの世から消し去った大悪党、ジジイのプレスコットはヒトラーを支え、親父のジョージはニカラグアやエルサルバドルとイラクなどで大虐殺を働いた幼児性愛変態オヤジ、と、まあこのブッシュ家ほど「悪魔のファミリー」にふさわしい家族は無いでしょうね。

拙稿からジェブ・ブッシュの過去の悪業を一部ですがご紹介します。

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http://www.asyura2.com/0505/war70/msg/102.html
ブッシュ・ファミリー、ベネズエラでの「いかがわしい商売」の経歴(レベリオン誌)

【前略】

ブッシュ大統領の弟でフロリダ州知事であるジェフ・ブッシュは、チャベス政権転覆を最も熱心に推し進めた者の一人である。彼はチャベスに対して「気違いの一種」と呼ぶに至り、その政府を「国際社会から孤立させることが重要である」というほどになった。この問題の多い知事によると「チャベスがフィデル・カストロから受ける援助とカストロがチャベスから受ける援助は互いに力づけ合っている。彼らを孤立させることは、この地域にとってまたラテンアメリカにとって、重要な意味を持つだろう。」

しかし、ベネズエラの転覆を正当化する「民主主語の擁護」という信じがたいレトリックから離れてみると、ブッシュ一味はずっと以前から、ジェブも含めて、独占的利益を上げる巨大資本とベネズエラに渡った亡命キューバ人たちが絡む、この国の利権構造に関連を持っているのである。

2000年11月19日にマイアミで発表されたジェラルド・レイエス(Gerardo Reyes)記者の記事に次のように書かれている。ジェブは1977年、父親がCIA長官に任命された年に、ベネズエラにCommerce Bankの代表として就任した。このテキサスの銀行はジェイムズ・ベーカーが率いており、ベーカーはブッシュ父の友人、そして後に米国の国務長官となる人物である。それ以来ジェブは、彼の妻でメキシコ人のコルンバ・ガルニカ(Columba Garnica)と関係を持ったおかげでスペイン語を流暢に話し、それによって『彼の家族はベネズエラの石油富豪たちに急速に受け入れられていった。』1980年、父親が副大統領に選ばれると、彼は『この国で最も国際的な都市』マイアミに居を構えた。その後の年月でジェブは大富豪になっていくのだが、キューバ人の都市デザイナーで在米キューバ国家基金の反カストロ主義指導者であるアルマンド・コディーナと親交を結ぶ。そして大きな影響力を持つコディーナに保証された投資家を周りにつけることによって、5万ドルにのぼる巨額の手数料を稼ぐことになる。また彼は同時に、ミゲル・レカレイとも関係を持つが、この男はキューバ系米国人の企業家で、マイアミにある自分の総合病院に対する多額の国庫補助を着服した罪で刑を受けた。レカレイはそのカネをマイアミの公衆保健機関に迂回させ、自分の署名で国際医療センター(the International Medical Centers =IMC)を組織させた。それはニカラグアのコントラにいる傭兵たちのための医療サービスであった。ジェブもまた同様にこの企業から7千5百万ドルを受け取った。尽きることの無い新たな仕事の場をそれに得させるためである。

この種の商売で、41歳になる1994年には、ジェブは200万ドルを超える財産を持っていた。その3年後、レカレイは、ジェブ・ブッシュと80年代の有力政治家たちの「影響力を買っていた」と語った。そして、ジェブ・ブッシュと、また元大統領ロナルド・レーガンや副大統領になるジョージ・ブッシュの周辺の人間と、連邦調査員たちが彼の事業を営業停止にすることを防ぐために、相当の金額を払った、とも語った。国庫補助金から約3億ドルを引き出した後で、レカレイは後でスペインへ飛ぶために、実際にはベネズエラに逃げた。これらの悪事を知ってジェブは完全否定した。レカレイから受け取った小切手は正当な資産を売ったことによる手数料の結果である、と言ってである。

フロリダを治めるようになってから後、ジェブ・ブッシュが過激な亡命キューバ人の友人や支持者たちを援助してきたことはよく知られている。その連中がベネズエラであらゆるタイプの作戦に参加しているのだ。2001年にジェブ・ブッシュと、リンカーン・ディアス・バラート(Lincoln Diaz-Balart)やイレアナ・ロス・レシーネン(Ileana Ros-Lethinen)、そしてヘリティジ基金と極右共和党員の上院議員ジェシー・ヘルムズ(Jesse Helms)は、黒い過去を持つ極右主義者で亡命キューバ人のオットー・レイヒ(Otto Reich)【注1】を支援して、国家西半球局(State Department-Western Hemisphere)の副事務局長に指名させた。レイヒはロナルド・レーガンの政府で国務省の公的外交室(Office of Public Diplomacy)の長であり、1986年から89年の間ベネズエラの米国大使を務めた。同時に、失敗した2002年のチャベス政権転覆を手助けしたと非難されている。その首謀者は、企業主でベネズエラ経済連合フェデカマラス会長であり石油部門の利権を握るペドロ・カルモナであった。わずか48時間しか続かなかった彼の政府で、つかの間の独裁政権を宣言して最初にとった手立ては、ベネズエラで生産する石油の量を2倍にすることとキューバへの輸出を禁止することであった。これは明らかに、チャベスに対するクーデターの第一推進者であったブッシュ政権によって言い渡された政策だったのだ。
【注1:オットー・レイヒに関しては次の資料を参照のこと:英語】
http://www.ratical.org/ratville/CAH/FoT.html

同様に2002年には、民主党上院議員のクリストファー・オッド(Christopher Dodd)が、レイヒが大使であったときに彼は亡命キューバ人でありテロリストとして非難されるオルランド・ボッシュ(Orlando Bosch)【注2】を米国に逃がす手伝いをした、と語った。ボッシュは、1976年にバルバドスで起こったキューバ航空の飛行機爆破事件に関連して、ベネズエラの刑務所にいたのである。1978年の1月、オルランド・ボッシュはベネズエラの刑務所を抜け出して、レイヒが発行したビザのおかげで、そこから米国に向けて違法出国した。そして米国で、条件付の釈放が考慮されずにすぐに逮捕されてしまった。それに対して、在米キューバ国家基金(la Fundación Nacional Cubano Americana)とイレアナ・ロス・レシーネン、およびいずれ彼女と共に仕事をすることになるジェブ・ブッシュが、彼の釈放のために激しい運動を組織した。
【注2:オルランド・ボッシュに関しては次の資料を参照のこと:英語】
http://www.independence.net/orlandobosch/

ボッシュに加えて、反カストロ主義者ルイス・ポサダ・カリーレス(Luis Posada Carriles)もまたそのテロに加わった。ジャーナリストであるエルナンド・カルボ・オスピノ(Hernando Calvo Ospino)の注釈によると、カリーレスは1967年以来ベネズエラでCIAのために「左翼組織抑圧のために雇われた部隊の顧問」として働いていた。カルボ・オスピノは、この爆破事件の容疑者に対する裁判は「弁護側の妨害の連続で多難なものであった」、と強調する。予審を軍事法廷に回さねばならず、この事件を担当した裁判所の判事は殺害の脅迫を受けてこれを投げ出してしまった。マルシアル裁判所の長官であるエリオ・ガルシア(Elio García)は、やめようとしなかったため息子を殺された。「このような経過では、CIAの関与がどこかにあると感じないとすれば余程天真爛漫であるにちがいなかった。米国政府がポサダとボッシュの裁判に対して一言の情報も入れないことを決めた時に、大きな疑問が沸き起こった。」

【後略】

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