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□イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 2006/05/08
http://blog.mag2.com/m/log/0000169265/107254645?page=1#107254645
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イラク・レジスタンス・レポート Iraqi Resistance Report 日本語版
編集&発行 山本史郎/イラク情勢ニュース
webサイト
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
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2006/05/10 (水)
※ きょう紹介する主な内容 ※
☆イラク・レジスタンス・レポート 2006年5月8日付
◇シーア派武装集団と警察がアザミヤを襲撃、米軍は待機
◇米軍機が住宅地の自警団にミサイル発射
◇空から援護受け米軍車両もアザミヤ地区を襲撃、シーア武装集団を援護
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□イラク・レジスタンス・レポート 5月8日 月曜日
■Iraqi Resistance Report for events of Monday, 8 May 2006
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http://www.albasrah.net/en_articles_2006/0506/iraqiresistancereport_080506.htm
◆バグダッド Baghdad
●シーア派武装集団と警察がアザミヤを襲撃、米軍は待機
American forces sit tight as dozens of Shi‘i sectarian gunmen and puppet police
launch assault on al-A‘zamiyah district
親米シーア派の民兵がスンニ派の多いバグダッド市アザミヤ地区に激しい
攻撃を展開した仕掛けてきた−−イスラム・メモが8日午後8時50分(メ
ッカ時間)の速報で伝えた。戦闘が続いており、爆発と銃撃の音がレポート
しているときも聞こえている。
イスラム・メモの通信員は、親米バドル旅団のシーア派狂信者70人以上
が、地元住民の警戒がゆるんだ時、一部は傀儡(かいらい)イラク警察の制
服を着て、警察の小型トラックとランドクルーザーに乗り、アザミヤ橋を渡
ってチグリス川東岸の住宅地に強襲してきたとレポートした。親米シーア派
の武装集団は住宅街の路上にいた男女、子どもの群集にむかって発砲した。
現場から4キロ離れたところにいた米占領軍はアザミヤの大通りを歩いて
いた市民にシーア派民兵が発砲するのを止めようともしなかった、とイスラ
ム・メモの通信員が伝えた。
通信員からのレポートによると、住民4人が最初の銃撃で殺された。住民
は急いで武器をとり、サフィナ地区、カリ地区、アンタル・イブン・シャダ
ド広場で親米武装集団に反撃を始め、激しい戦闘になった。
4発の迫撃弾がアザミヤの各地に着弾したが、砲弾がどこに着弾し、住民
にどれだけの犠牲者や損害がでたか、正確に把握することはできてない。
しばらくして、親米シーア派狂信者に対して自衛の武器をとった住民が、
サラファー橋方面から来た武装集団の車両4台をアンタル・イブン・シャダ
ド広場近くの交差点で破壊した。そのとき通信員は炎上する4台の車両を目
撃し、シーア派武装集団が何人も戦闘で殺されたのを確認した。戦闘はまだ
続いている。
●米軍機が住宅地の自警団にミサイル発射
US warplane rockets neighborhood defenders . . .
イスラム・メモは8日午後9時20分の速報で、シーア派武装集団の攻撃
から地域を守っているアザミヤ住民にむけて、米軍機がミサイルを発射した
とレポートした。
通信員はラス・アル・ハワシュ地域で燃えさかる火災と炎を見ることはで
きたが、戦闘が激しいために米軍の攻撃現場にたどり着くことはできなかっ
た。
米軍と傀儡イラク軍はアザミヤ地区を分断することで襲撃者を助け、住民
の自警団がアブ・ハニファ・モスクに近づくことを妨げた。
同日午後9時55分の速報では、アザミヤ地区の心臓部にあるアブ・ハニ
ファ・モスクの正面ゲートにおいて、米軍が支援するシーア派の襲撃者と武
装した地元住人のあいだで戦闘が続いているとイスラム・メモが伝えた。
戦闘現場から数百メートルのところにいたイスラム・メモの通信員は、戦
場はわずか20メートル程度の範囲なのに、傀儡イラク軍は戦闘を「やめさ
せる」という口実で自衛する住民にむかって銃撃しシーア派武装集団の手助
けをしている、とレポートした。
アブ・ハニファ・モスクの導師が拡声器を使って「アッラーフ・アクバル
(神は偉大なり)!」と宣言し、襲撃者を迎え撃つ強大を助けに来るよう地
域住民に呼びかけたところ、アメリカ軍に後押しされたシーア派至上主義者
は電線を切断してモスクの拡声器を使えないようにした。
通信員のレポートによると、米軍攻撃ヘリの援護を受けたイラク軍がアザ
ミヤ地区をこまかく分断し、アザミヤ中心部で襲撃者から自衛している住民
に加勢が集まらないようにした。
米軍兵士と車両、ヘリがシーア派武装集団を助けるために攻撃を初め、ア
ブ・ハニファ・モスクの周囲でアザミヤ地区を自衛する住民を包囲した。
●空から援護受け米軍車両もアザミヤ地区を襲撃、シーア武装集団を援護
US military vehicles had stormed into al-A‘zamiyah with air suppor
イスラム・メモは8日夜11時15分の速報で、米軍車両数十台が攻撃ヘ
リによる空からの援護を受けてアザミヤ地区を襲撃し、ヘリは照明弾を空に
発射して、アブ・ハニファ・モスクの正面で戦闘中のシーア派武装集団を救
出に来た米占領軍の行く手を照らしだした。
通信のレポートによると、米軍が車両とヘリと伴ってモスク周辺に到着し
たあと、米軍をパトロンとしてアザミヤ地区を襲撃したシーア派武装集団は
アブ・ハニファ・モスクの前から退却した。
レポートしている時点で、米軍はシーア派武装集団の攻撃に抵抗して住民
多数が武装しているアザミヤ地区をまだ包囲している。アブ・ハニファ・モ
スクの先にアル食品売店が密集する広場には米軍多数が終結している。その
反対側の道路には、地域住民の自警団がきわめて窮地に立たされているとい
う。膨大な数の米兵に包囲されたため、自警団は明らかにその一帯に閉じ込
められたのだ。
イスラム・メモの通信員は、みずからの居住地を守るために武器をとった
地元住民を米軍が逮捕しているとき、アザミヤを襲撃したシーア派の武装集
団は米兵の目の前を悠然と引き揚げていったと述べた。
みずからの居住地を襲撃から守る意志と能力を持つ地元住民を米軍が追い
詰めて、シーア派武装集団と地元住民との戦闘が終わった。米軍の大部隊が
自衛する住民を包囲するさい、地域のあちこちから銃声が聞こえた。
◆アンバル州 Al-Anbar Province
◇ヒート: レジスタンスの爆弾が米軍パトロールを襲う
◇ファルージャ: レジスタンスの爆弾が米ハンビーを襲う
◇ファルージャ: 道路脇爆弾で傀儡軍兵士3人死亡
◆バグダッド Baghdad
◇バグダッドの南: レジスタンスの爆弾で米兵死亡
◇西バグダッド: 正体不明の爆弾で市民死亡
◆サラハッディン州 Salah ad-Din Province
◇サマッラ: レジスタンス戦士が米軍車列を襲撃
◆ディヤラ州 Diyala Province
◇バクーバ: レジスタンスが傀儡軍司令部を強襲
◆ニネベ州 Ninwa Province
◇モスル: レジスタンスの爆弾が巡回の傀儡軍を襲う
◇モスル: レジスタンスの爆弾で米兵2人死亡
◇モスル: レジスタンスの爆弾が傀儡軍を襲う
◇タルアファル: レジスタンスの待伏せ攻撃で米兵死亡
◆ナジャフ州 An-Najaf Province
◇ナジャフ: レジスタンスの爆弾が米軍パトロールを襲う
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オリジナル(英字):
http://www.albasrah.net/moqawama/english/iraqi_resistance.htm
英語への翻訳・編集 Muhammad Abu Nasr
日本語版はイラク情勢ニュース(URUK NEWS)のコンテンツです
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メール宛先 uruknewsjapan@ybb.ne.jp
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