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□イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 2006/05/06
http://blog.mag2.com/m/log/0000169265/107248660?page=1#107248660
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イラク・レジスタンス・レポート Iraqi Resistance Report 日本語版
編集&発行 山本史郎/イラク情勢ニュース
webサイト
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
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2006/05/08 (月)
※ きょう紹介する主な内容 ※
☆イラク・レジスタンス・レポート 2006年5月6日付
◇米軍と傀儡軍が広い範囲を封鎖、大量拘束
◇サマッラ: 食料・水・ガソリンもなく外出禁止令2日目
◇ハウィジャ: レジスタンスの爆弾で米兵3人死亡
◇ディワニヤ: 爆弾でポーランド兵が負傷
◇バスラで英軍ヘリ撃墜、イギリス兵4人死亡
★関連ニュース写真: バスラで英軍ヘリ撃墜、住民と衝突
Iraq on Yahoo! News Photos
http://p142.news.scd.yahoo.com/photo/060506/481/428c0d4d0fd646b990fedcad9ed0c446
(2行になったURLをコピー&ペーストでつないでください)
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□イラク・レジスタンス・レポート 5月6日 土曜日
■Iraqi Resistance Report for events of Saturay, 6 May 2006
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http://www.albasrah.net/en_articles_2006/0506/iraqiresistancereport_060506.htm
◆バグダッド Baghdad
◆米軍と傀儡軍が広い範囲を封鎖、大量拘束
US, puppet troops seal off large areas of Baghdad, make mass arrests
傀儡(かいらい)イラク軍と内務省の治安部隊を従えた米軍が、6日夜明
け、バグダッドのスンニ派居住地を完全に包囲した−−イスラム・メモが6
日12時48分の速報で伝えた。米軍と傀儡部隊は車両の通行を規制し、地
元住民が居住地から出て行かないように封鎖した。
イスラム・メモのバグダッド通信員は、アミリヤ地区、ジハード地区、ハ
ドラ地区、ナシジ地区が昼をすぎた今も、まだ米軍と傀儡軍の大部隊に包囲
されているとレポートした。
アメリカ兵と傀儡の同伴兵士は、1991年のバグダッド空襲でシェルタ
ーが爆破され何百人もの一般市民が殺害されたことで有名なアミリヤ地区に
おいて、家から家へと襲撃し捜索をおこなった。6日の急襲・捜索作戦はこ
れまでに20歳から60歳まで70人の地元住民を連行していった、と目撃
者が証言した。
地域の封鎖と急襲・捜索・拘束は、通信員がこの記事をまとめている時点
で、まだ展開されている。
◇バイヤ: レジスタンスの爆弾が米軍車列を襲う
◇傀儡政権が石油省の汚職を「摘発」
◆サラハッディン州 Salah ad-Din Province
◆サマッラ: 食料・水・ガソリンもなく外出禁止令2日目
Residents of Samarra’ face disaster with no food, water, or fuel
バグダッドの北120キロに位置するサマッラ市では、米軍が外出禁止令
を課して2日目になり、米軍と傀儡軍は民家を襲撃しては地元住民を拘束し
ている−−イスラム・メモが午後5時25分の速報で伝えた。
イスラム・メモのサマッラ通信員は、現地時間で5日午前6時に布告され
た外出禁止令と封鎖の結果、同市は非人道的な窮地におかれて今も続いてい
るとレポートした。
米軍は市の出入り口を封鎖して、家から家への急襲作戦が市内全域に広が
っている。
この野蛮な攻撃作戦のなかで、何十人もの市民が連行されていった。ある
急襲作戦では、傀儡兵がシカク地区の民家に押し入り、非武装の住人全員で
ある4人を殺害した。そのなかには6歳の少女と彼女の母親が含まれる。そ
の他の家族2人も今回の理由も判らない作戦でケガを負わされた。
サマッラ市では通常の生活のすべてに幕が下ろされ、多くの住民が食料も
ガソリンも、そして水さえもない悲劇的な状況に追いやられ、外出禁止も終
わる気配がない、と通信員は述べた。
◇ティクリート: レジスタンス戦士の自爆で傀儡軍高級将校死亡
◇ドルイヤ: レジスタンスが傀儡軍基地を砲撃
◆タミン州 At-Ta’mim Province
◆ハウィジャ: レジスタンスの爆弾で米兵3人死亡
Resistance bomb east of al-Hawijah leaves three US troops reported killed
イスラム・メモは6日午後12時30分の速報において、イラク北部キル
クーク市の南西に位置するハウィジャの幹線道路をパトロール中の米軍部隊
そばでイラク・レジスタンスの爆弾が破裂したと伝えた。
イスラム・メモのキルクーク通信員はハウィジャ在住目撃者の話として、
爆弾は同市の東側入り口近くで、数台の米軍ハンビーとブラドリー戦闘車両
で構成されるパトロール部隊のそばで破裂したとレポートした。この爆発で
ハンビー1台が完全に破壊され、米兵3人が死亡した。ほかに米兵2人が負
傷した。
◇キルクーク: レジスタンスの迫撃弾が米軍基地で炸裂
◆カディシヤ州 Al-Qadisiyah Province
◆ディワニヤ: 爆弾でポーランド兵が負傷
Resistance bomb wounds Polish occupation troops in ad-Diwaniyah
バグダッドの南120キロに位置するディワニヤの農政局前で、ポーラン
ド軍のパトロール部隊が通過するさいイラク・レジスタンスの爆弾が破裂し
た。
イスラム・メモが視聴したカタール通信によると、ポーランド軍のパトロ
ール部隊がディワニヤ農政局前を通りすぎようとしたところ爆弾が破裂し、
その際、ポーランド軍のハンビーが円状、2人のポーランド兵が負傷した。
ポーランドの保守政府とカチンスキー大統領は2006年末までポーラン
ド軍のイラク駐留を継続し米軍の統治を助けることで合意した。野党の多く
は2006年末をすぎての駐留には反対している。
◆バスラ州 Al-Basrah Province
◆バスラで英軍ヘリ撃墜、イギリス兵4人死亡
Iraqi Resistance shoots down British helicopter in al-Basrah,
reportedly killing four British troops
イスラム・メモは6日午後2時15分の速報において、イラク・レジスタ
ンス戦士がイラク南部のバスラ市ジャザイル地区でイギリス軍ヘリを撃墜し
たと伝えた。
イスラム・メモの通信員は、英軍ヘリは同地区上空でホバーリング(空中
停止飛行)しているときに被弾したとレポートした。目撃者はヘリが銃撃に
よって被弾し、炎がヘリを包んでサイ地区の民家に墜落したと話した。
その民家の主はイスラム・メモの取材に、彼の家の屋根には一面に英軍兵
士の遺体が散乱していて、墜落の衝撃とその後の炎上で損壊したと語った。
民家の上に墜落したあと、ヘリの残骸の中で積んでいた弾薬が爆発した。
墜落後は、別の英軍ヘリが飛来してホバーリングし、現場に向かう道路は
閉鎖された。
AP通信は傀儡警察の警部が墜落でイギリス兵4人が死亡したと話したと伝
えたが、米国政府高官は犠牲者数を隠すという米・英軍の方針にもとづき、
「犠牲者が出た」とだけ発表した。(訳注:その後、英国政府は犠牲者は5
人以下と発表した)
歓喜する群集を制止しようとするイギリス軍部隊とサドルを信奉するマフ
ディ軍のあいだに戦闘が勃発したと報じられた。AP通信は、地元住民がイギ
リス軍の装甲車2台を燃やし、イギリス兵が住民を追い散らそうとして空に
むけて発砲したあと、マフディ軍の民兵との銃撃戦になったと報道した。警
察関係者はAP通信に、少なくとも子ども1人を含む4人の市民が死亡し、ほ
かに31人が負傷したと話した。死者のうち2人は成人で、現場付近を車で
通行していてイギリス兵に射殺された。
※訳注: 関連記事URL(日本語)
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/uruknewsjapan/view/20060507/1146979100
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan2006/0605_after_Basra_clashes.html
◆アンバル州 Al-Anbar Province
◇ファルージャ: 米軍検問所をロケット弾で攻撃
◇ 同 : レジスタンスの爆弾が傀儡軍を襲う
◇ 同 : レジスタンスの狙撃手が米兵2人射殺
◇ 同 : レジスタンスの爆弾で米兵2人死亡
◇ラマディ: 米軍司令部3ヶ所をレジスタンスが砲撃
◆アルビル州 Irbil Province
◇アルビル: クルド政府は5月7日を地域政府の祝日に
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オリジナル(英字):
http://www.albasrah.net/moqawama/english/iraqi_resistance.htm
英語への翻訳・編集 Muhammad Abu Nasr
日本語版はイラク情勢ニュース(URUK NEWS)のコンテンツです
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メール宛先 uruknewsjapan@ybb.ne.jp
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