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□イラン軍が国境を侵犯して攻撃 イラク国防省が非難 [アルジャジーラ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1923312/detail
イラン軍が国境を侵犯して攻撃 イラク国防省が非難
【アルジャジーラ特約3日】イラク国防省合同作戦本部のアブド・アジズ・ムハンマド本部長(陸軍少将)は2日、イラン軍部隊が4月21、26の両日、国境を越えて侵入し、攻撃を加えたと非難した。
同少将は、「イラン軍は同26日には侵犯後、(トルコの非合法組織)クルド労働者党(PKK)の陣地に対し砲撃を行った。同軍はイラク領内に5キロも不法侵入、その後撤退した」と明らかにした。
同少将によると、イラク国防省は同国外務省に今回の不法な越境行為を報告し、外交チャンネルを使いイランと問題解決を図るよう要請したという。
これに対しイラン側は、国境侵犯およびイラク領北部のクルド人自治区PKK陣地への砲撃のいずれも否定した。
国営イラン通信(IRNA)によると、同国の政府当局者はイラクの主張は「ねつ造であり、偏見に満ちている」と反論した。
同当局者はさらに、「イラン国境でテロリスト集団が無謀な攻撃を仕掛けてきても、イラン軍は法を順守した上で、賢明に対処する」と述べるとともに、「わが国の安全を守るためには、必要な手段を講じる」とも強調した。
一方、イラク領クルド人自治区内の目撃者は1日、PKKへの砲撃がスレイマニアの北方約160キロにあるカラアダッザ地区のラズカ、ジュハンキおよびシャナワ各村を目標に行われたと証言した。この砲撃で各村では大きな被害が出たという。
同地区にはトルコとイランで非合法とされているPKKの支部や陣地があるとされる。PKKの指導者はアブドラ・オジャラン党首だが、同党首は現在、トルコで終身刑を受け服役中。
イラク北部に駐在するアルジャジーラ特派員のアフマド・ザウィティ記者はラズカ村に入り、同自治区当局者や住民たちに取材した。同当局者の1人は「イランにイラクの主権を侵す権利はなく、隣国の主権を尊重すべきだ」と非難した。
また、羊飼いは「ロケット弾が羊の群れを直撃、何頭も死んだ」と話し、さらに別の村民は「約60発ものロケット弾が撃ち込まれた。まるで戦争のようだった」と当時の恐怖を語っていた。
ザウィティ記者らの取材班は山岳地帯を3時間以上もかけて進み、砲撃を受けた現場に入った。同記者は「砲撃の跡がはっきりと見えた。現場はカンディル山脈の一部で、PKKの部隊はここに立てこもり、イラン軍部隊と戦闘している」と話している。(翻訳・ベリタ通信=志岐隆司)
2006年05月05日19時07分
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http://www.asyura2.com/0601/war80/msg/447.html
投稿者 white 日時 2006 年 5 月 01 日 16:56:14: QYBiAyr6jr5Ac