★阿修羅♪ > 戦争80 > 533.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
□人格が崩壊していく恐るべき刑務所 ムサウイ被告が服役 [ベリタ通信]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1924273/detail
人格が崩壊していく恐るべき刑務所 ムサウイ被告が服役
2001年の9・11米同時多発テロに関連し、共謀罪などで終身刑を宣告されたモロッコ系フランス人、ザカリアス・ムサウイ被告(37)が、コロラド州フローレンスにある最も警備の厳しい連邦刑務所で服役することになった。超最大級(スーパー・マックス)の警備を誇る、この刑務所は、かつてサンフランシスコ湾の小島に作られ、重罪人が入っていた悪名高きアルカトラズ連邦刑務所になぞらえ、“ロッキー山脈のアルカトラズ”と呼ばれている。現在、米国で「最悪中の最悪」といわれる刑務所で、囚人は外部からほぼ完全に遮断され、人格が崩壊していくのを助長するようなシステムになっているという。(ベリタ通信=有馬洋行)
米メディアによると、国際テロ組織アルカイダの一員であるムサウイ被告は、9・11テロ決行日の3週間前に米ミネソタ州で、テロと関係のない入管法違反容疑で逮捕され、強制送還される予定だった。同州では、飛行学校で操縦技術を学んでいた。
このため、ムサウイ被告は、アルカイダ・メンバーの19人が4機の旅客機をハイジャックした9・11テロの実行行為には、参加していない。
しかし、検察当局は、逮捕された時点で米連邦捜査局(FBI)に対し、テロ計画を自白していれば、9・11テロが未然に防げたとして20番目のハイジャック犯として起訴、死刑評決を期待した。
これに反し、米バージニア州アレクサンドリアの連邦地裁陪審は今月3日、ムサウイ被告に対し終身刑とする評決を下し、翌4日にブリンクマ判事が、正式に終身刑をムサウイ被告に宣告した。
コロラド州の連邦刑務所は、最重罪人が400人収容されている。警備が厳重なため、これまでに脱走者は一人も出ていない。
囚人は7平方メートルの小さな小部屋で終日過ごし、部屋から出るときは、足かせのほか、手錠をかけられる。
囚人同士が触れ合う機会もなく、ほぼ完全な隔離状態に置かれる。会話を交わすのは看守ぐらいで、ある関係者によると、この刑務所では、囚人が次第に無能力者になっていくと可能性があるという。実際「多くの者が、朽ちていくのを見た」と話している。
ここには、1993年のニューヨークの世界貿易センター・ビル爆破事件のラジム・ユセフや、“ユナボマー”と呼ばれた連続爆弾犯セオドア・カジンスキー、靴に爆弾を隠し、飛行機を爆破しようとしたリチャード・リードらが入っている。
裁判で反省の色を見せなかったムサウイ被告に対し、ブリンクマ判事は4日、「あなたは超最大級の警備の施設で残りの人生を過ごすことになる。勝者と敗者に関していえば、誰が勝利し、誰が負けたかは明らかだ」と、怒りの声を浴びせた。
また英国の詩人エリオットを引用し、「あなたは、殉教者として華々しく消え去るために、米国にやってきた。しかし、エリオットを言い換えるとすれば、あなたは、すすり泣きながら死んでいくだろう」と、痛烈な言葉を投げかけた。
判事が退席した後、ムサウイ被告は依然「私は自由になるだろう。私が自由になることは、われわれが神の兵士であることの証明だ」と、持論を展開していた。
2006年05月06日00時03分
▽関連記事
ムサウイ「ブッシュが退陣すれば私は釈放されるだろう」
http://www.asyura2.com/0601/war80/msg/520.html
投稿者 さすれば 日時 2006 年 5 月 05 日 14:00:00: reQxnNwQ2shuM