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( 太田 龍 氏の「週刊日本新聞」時事寸評より転載 )
グラン・プレ米軍大佐(退役)が、あり得べき
「米軍軍事クーデター」の実行し得る政治綱領を提示する。
更新 平成18年05月04日23時42分
平成十八年(二〇〇六年)五月四日(木)
(第一千六百六十七回)
○ドン・ド・グラン・プレ大佐(退役)
Col,Donn de Grand pre
○この元米軍人は、日本では全く知られて居ないが、米国内ではNWOユダヤ
イルミナティの陰謀を暴露する人物として、よく知られて居る。
○このグラン・プレ大佐が、
「アメリカン・フリープレス」紙、二〇〇六年五月一日、八日合併号五頁
の広告で、次のような趣旨を述べて居る。
○期待され得ないことを期待する。
○もしも、米軍の軍事クーデターが起こり得るとしたら、
次のような綱領が考えられる。
(1)米国内の体制変革と、ブッシュ大統領、チェイニー副大統領、
ラムズフェルド国防長官、ライス国務長官、それに、ゴンザレス、
ローブ、チャートフ、ウォルフォビッツなどの追放。
(2)六月三十日までに、イラク、アフガニスタンからの全米軍の撤退。
(3)コロラド州の北方軍司令部を作戦基地とする、戒厳令の実施。
(4)米国国境の米軍による厳重警備。
(5)現在の米国国家の全負債の廃棄と、新しい米国政府通貨の発行。
○マイケル・コリンズ・パイパーの記事(『時事寸評』前号参照)によれば
○米軍内には、
○イスラエルのための戦争をやらされるのはもうたくさんだ!!
○イスラエルのための戦争はもう、まっぴらごめんだ!!
○と言う気分が広がって居ると。
○グラン・プレ曰く。
「紙の家がまるごと崩壊しつつあるのか?
イラクは何故致命的な失敗であったか?」
「米軍首脳が、ネオコンによって推進されて居る戦争に反対であると
言明した。」
○四月六日のNBCでのテレビ討論に於て、
ジニ、ニューボルト、スワナッグ、バチスタ、リッグス、イートンなどの
米軍将軍たちが、イラク戦争は失敗であったと認め、ラムズフェルドの辞任
を要求した、と。
○しかし、チェイニーは、
ひそかにイランに対する核攻撃の計画を推進中であると。
○米国にとってこれはきわめて危険な情勢だ、と。
○「EIR」誌二〇〇六年五月五日号、四十八頁以下に、
○The Battle for Peace:
A Frontline Vision of America's Power and Purpose.
By Gen.Tony Zinni USMC (ret.), and Tony Klots、2006.
○問題のジニ海兵隊大将(退役)の近著の書評が掲載されて居る。
○この件については、更に、検討する。
(了)
米軍(制服組)指導者たちのブッシュ政権ネオコン一味に対する反乱。
(アメリカン・フリープレス、M・C・パイパー)
更新 平成18年05月04日12時25分
平成十八年(二〇〇六年)五月三日(水)
(第一千六百六十六回)
○アメリカン・フリープレス、二〇〇六年五月一日、八日合併号。
一頁、四頁。
○ここに、
マイケル・パイパーが、米軍(制服組)指導者たちの反乱(Mutinying)
についての記事を書いて居る。
○これはきわめて重要なので、
後日、全文を翻訳して、週刊日本新聞紙上に掲載したい。
○「米軍首脳(制服組)は、安楽椅子の文官好戦主義者たち、共和党内
ネオコン一派に対する公然たる反乱を起こしつつある」と。
○ここに、名前が挙げられている米軍制服組(退役)は、
(1)アントニー・ジニ海兵隊大将。
(2)グレグ・ニューボルト海兵隊中将。前米軍総合参謀本部作戦部長。
(3)ポール・D・イートン将軍。
(4)エリック・シンセキ陸軍大将。
(5)ジョン・バチスト将軍。
(6)ジャック・マーサ下院議員。
もと海兵隊大佐。彼は、米国議会において米軍制服組の意見の
代弁者と見られて居ると。
○四月十八日のワシントンポスト紙。
四月二十日のワシントンポスト紙。
四月二十一日のワシントンポスト紙。
○などに於て、
ネオコン一派は、これらの米軍指導者たちを、激しく攻撃したと。
○「ハーパーズ(Harper's)」誌、二〇〇六年四月号は、
American Coup d’Etat: Military thinkers discuss the unthinkable
(アメリカでのクーデター
―米軍の思想家たちは、考えられないことを討議中である)
○と言う記事を掲載したと。
○この「ハーパーズ」誌の記事は、
筆者は未見であり、日本のマスコミがこれを報道したかどうかは知らない。
○M・C・パイパーによれば、
「ハーパーズ」誌は、アメリカ最古のそしてもっとも権威ある総合誌、
だと言う。
○「ワシントン・ポスト」の四月二十一日のコラムで、
ネオコン一派は、
「将軍たちの危険なヒソヒソ話」
(The General's Dangerous Whispers)
○と、クライング crying=叫んで居る、のだそうだ。
○これは、もちろん、日本民族にとってもきわめて重要である、
さらに検証をつづけたい。
(了)
●[注]
○当「時事寸評」(18.4.27号)
○ここに、
FTW(荒野から)誌、二〇〇六年四月二十五日付けニューズレター、
スタン・ゴフ「将軍たちのコンスピラシー」を紹介した。