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□生まれ故郷のイランに警告 カツァブ・イスラエル大統領 [アルジャジーラ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1914843/detail
生まれ故郷のイランに警告 カツァブ・イスラエル大統領
【アルジャジーラ特約2日】カツァブ・イスラエル大統領はこのほど、アルジャジーラに対して、イランはアラブ諸国とイスラエルにとっての脅威であると語った。
同大統領のイランについての発言は、イラン軍の上級幹部が2日、イラン・イスラム共和国は、もし米国がその核施設に対して攻撃を加えれば、イスラエルを攻撃目標とする、と警告したことに対するもの。
カツァブ大統領はの発言は以下の通り。
「イランはイスラエルのみならず、アラブ諸国にとっても脅威である。・・・そして欧州諸国に対してもそうである」
「なぜ、イランはイスラエルの国としての存在を脅かす声明を繰り返し発表する必要があるのだろうか?」
「(イラントイスラエルの間には)いかなる利害の対立もないし、国境を共有してもいない」
「われわれの印象としては、イランはイスラエル国家、すなわちユダヤ人国家を脅迫することによって、イスラム世界の支援を得ようとしているのだ」。
イランのアハマディネジャド大統領はこれまでに、イスラエルを地図の上から抹消しようと呼び掛けてきた。
カツァブ大統領は、イランが、2003年の米国主導のイラク侵攻以来、いかなる「大敵」とも対峙(じ)していないにもかかわらず、「すべての国際テロリスト組織」と同盟して、核兵器を手に入れようとしているいると非難した。
同大統領は、イスラエルが核兵器を所有していると広く信じられているが、公式には確認されないままであり、その核関連施設を国際的な査察に対して公開する準備があるのかとの質問をかわしたままだった。
同大統領は、イランに対して、同国の核計画について「国際連合と国際社会に協力するよう」呼び掛け、「世界はイラント対立してはいない。私はイランに生まれており、イランの文化と歴史に愛着を感じている。私の一族はイランに2500年の間、住んでいた。イランは今日、国際社会の支持を得ることも可能なのだ」と語った。
イラン政府は目下、その核開発活動を中止するよう国際的な圧力を受けている。同国は核計画が民謡エネルギー目的であると主張しているが、一部の西側諸国は核爆弾の製造を目指しているのではないかと危ぐしている。欧米の政府当局者は、イランに対し、民用原子炉の燃料にも核爆弾の爆発用の基幹物資にも利用できる濃縮ウランの製造を中止するよう求める、厳格かつ拘束力のある国連決議の実現を推進している。(翻訳・ベリタ通信=日比野 孟)
2006年05月03日16時37分