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株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu119.htm
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
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台頭する白人至上主義と増大する移民との対立が拡大
アメリカキリスト教原理主義こそが朝鮮半島を戦火に導く
2006年5月2日 火曜日
◆反移民規制で85万人デモ 工場、商店閉鎖
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060502-00000046-kyodo-int
【ロサンゼルス、シカゴ1日共同】米議会で審議中の不法移民規制強化に反対する中南米出身のヒスパニック系労働者や団体が1日、全米各地でデモや集会などの抗議行動を展開した。AP通信などによると、デモ参加者は、警察推計で少なくとも85万人に上り、ヒスパニック系が多い工場や商店の閉鎖による経済的影響も広がっている。
デモ主催者らはこの日を「移民のいない1日」と名付け、不法移民だけで約1200万人ともいわれる米国内の移民の存在感を示すため、就業や買い物、授業などの幅広いボイコットを呼び掛けた。移民系市民や労働者による限定的な運動だが、今回のデモの規模は、1960年代に盛り上がったベトナム反戦運動以来で、急増するヒスパニックパワーを見せつけた。
(共同通信) - 5月2日10時37分更新
◆アメリカでくすぶる白人至上主義勢力の実態 ヘブライの館
http://inri.client.jp/hexagon/floorA6F_hc/a6fhc500.html
◆第10章:白人至上主義者たちの反日感情と反日活動
●戦後日本が、アメリカにどんどん進出し、アメリカに日本製品が溢れだすと、彼らが世界一だと思っていたアメリカの家電産業は崩壊に追い込まれてしまった。そして、日本製自動車も次々と水揚げされ、ビッグ3の売り上げも減少すると、大量のレイオフが行なわれ、失業者があふれだした。全米各地では有名なビルが日本企業の所有となり、コロンビア、MCAといった映画会社も日本企業に買収されると、「アメリカの魂を日本が買った」とさえ言われるようになった。
白人至上主義を掲げ、白人のやることだけが最高だと思っていたネオナチにとって、こんな日本の突出ぶりは面白くなかった。
「確かに日本人はやり過ぎた」とネオナチは言う。「まるでユダヤ人だ──」。
金だけを目的に巨大に膨れ上がり、世界各国に現地法人を構える日本企業は、ユダヤの多国籍企業と瓜二つだと彼らは言う。
●「公民権法案」で人種差別が厳しく禁止されているアメリカでは、公にはアメリカ人は差別的言動は一切しない。彼らは表面では「日本人は素晴らしい」と両手を挙げて歓迎するふりをする。しかし、自分の仲間だけになると、激しく日本人の悪口を口にする人がいる。
もちろん、良心的なアメリカ人は多くいる。根っから日本好きのアメリカ人もいるし、あらゆる偏見や人種差別をなくそうと積極的に努力している人も多くいる。しかし、そういった事から背を向けて、自らすすんで白人至上主義に染まっていく人がいることもまぎれもない事実なのである。白人至上主義に染まっている人からすれば、白人以外の人種は「泥人形」であって劣等的な存在でしかないという。ユダヤ人に対しては特に「悪魔の子孫」と呼んでいる。彼らは日本などに興味もないし、遥かに遠い存在なのである。
●ここ最近、アメリカのKKK、ネオナチ、ミリシアといった白人至上主義者グループは他民族に対する攻撃をエスカレートさせている。その証拠に、1993年には全米で7684件のヘイトクライム(人種的理由による犯罪)が発生しているのだ。
1993年、日本人を含めた30人以上のアジア人が人種差別的な動機で殺され、翌1994年にはアジア人へのヘイトクライムが452件と35%も増加した。1995年のロサンゼルス郡の対アジア人ヘイトクライムも53件と、なんと83%の増加である。統計では、南カリフォルニアに住むアジア系住民の実に21%がヘイトクライムの被害を受けているのである。
「全国アジア系アメリカ人法律協会」が発表した「1995年・アジア系アメリカ人に対する暴力報告」によれば、1995年のアジア人へのヘイトクライムは更に増加しており、凶悪化しているという。
●また最近では、こうしたアメリカの状況を知らない日本人留学生や旅行者が、ネオナチの犠牲者になる例も増加している。
1989年5月、テネシー州スイートウォーター市のテネシー明治学院正門前で、高さ2mの木製の十字架が燃やされた。「燃える十字架」は、KKKのシンボルで、襲撃を加える前の「警告」を意味する。この高校は、全米初の全日制日本人高校として開校したばかりだった。同学院は、思わぬ事件に大きな衝撃を受けた。千葉校長は「この一帯に白人至上主義の伝統が残っているとは思ってもいなかった」と語った。
(私のコメント)
先日は大東亜戦争とアメリカの人種差別の関係について述べましたが、現在のアメリカも60年代のリベラルなアメリカとは大きく変質してきているようだ。5月1日には全米で85万人もの反移民規制でデモがありましたが、アメリカ自身の保守化傾向が影響しているようだ。不法移民だけでも1200万人もいるから、保守的な白人層が危機意識を持ち始めているようだ。
このようなアメリカの白人たちの屈折した感情は、さまざまな形で現れる事が多いのですが、性善説の日本人にはなかなか分からない事のようだ。昨日もテレビ朝日の「テレビの力」という番組の中で、アメリカでの若い日本人女性の行方不明者の捜索を行っていましたが、数人のグループによって殺されたらしい。しかし犯人像として白人至上主義者の犯行と言う疑いは語られなかった。
日本人留学生や旅行者などは、このような状況はほとんど知らないから事件に巻き込まれる事が多いのですが、このような問題は歴史的に文化論的に分析していかないと実態がよく見えない。日本ではアメリカを先進工業国家としてしか見ませんが、アメリカがキリスト教原理主義の国とは誰も思わない。しかしそれが分からなければアメリカがなぜイラクに侵攻したか意図が見えない。
我々はよく「欧米諸国」と一つにまとめていいますが、アメリカと西欧とは少し精神風土が異なって来たようだ。アメリカといえば自由で進歩的なイデオロギーで西欧と共通していたのですが、キリスト教の風土が中世のヨーロッパのような極端に保守的なキリスト教原理主義に回帰しているように見える。そして魔女狩りならぬ有色人種狩り事件が多発している。
アメリカの中部や南部では日本人が殺されても白人が犯人だと無罪になるケースもあるようだ。だから司法取引でうやむやにされて日本ではこのような事は知らされない。白人至上主義者はアメリカの軍人にも多く、日本にあるアメリカの軍事基地は治外法権の租借地であり、アメリカ軍人が日本で犯罪を起こしても日本の警察が捕まえる事はできない。あくまでもアメリカ軍が日本に引き渡さないと逮捕できないのだ。
<日米地位協定>
日米安保条約に基づいて、在日米軍人・軍属の日本での法的地位を定めた協定で、1960年に締結。米兵の公務執行中の犯罪などについては米軍当局が裁判権を行使する優先権などが規定されている。刑事特別法では警察当局は容疑者を米軍側に引き渡さなければならないことなどや、昨年の沖縄で起きた米軍ヘリ墜落では県警の現場検証もできず、見直し論が再燃している。
日本のような大国がなぜアメリカに守ってもらう必要があるのかと思うのですが、本当の理由としては60年間日本はアメリカに脅迫されて占領されっぱなしなのだ。白人至上主義国アメリカが有色人種の日本を押さえ込んでおけば安泰なのでしょうが、日本としては台頭する中国に期待するしかないのだろうか。日本としてはアメリカ人の深層心理や悪意を十分に知らなければならない。
最近のアメリカの移民規制は白人たちの危機感から来るもので、その中から過激な白人至上主義団体も出来てきました。それらは一部の勢力ではなく、いずれアメリカはネオナチ国家として黒人やユダヤ人を排斥するようになるかもしれない。ソ連の共産主義の脅威が無くなってからアメリカは明らかに変質し始めた。キリスト教原理主義が国家イデオロギーになるかもしれない。イラクの侵攻がその第一歩になる。
◆終末戦争謀略キリスト教原理主義の陰謀 全国戦友連合会
http://bbs1.parks.jp/28/senyu/bbs.cgi?Action=Res&Mode=Tree&Base=419&Fx=1
このような潮流の中で超大国アメリカにおけるキリスト教原理主義の台頭は、二十一世紀の世界に大きな影響を与えていく。
キリスト教原理主義者にとって略奪したアメリカの地とは、旧契約聖書の中のエジプト=イギリスを逃れたピューリタンが建国したイスラエルの地だった。
キリスト教原理主義者は、これを受け継いだアメリカに特殊的な存在なのだ。
しかしアメリカの地を、旧契約聖書のイスラエルに擬(ナゾラ)えるのは、レイシズム(人種主義;ここでは白人(=WASP)至上主義を指す)と結びつき易かった。
しかもキリスト教原理主義には、これに擬える実際の筋書き(戦略)がある。
1948年ユダヤ民族にアメリカが武器援助し、パレスチナを侵略させ国土を略奪して、イスラエルを建国としたが、今後は中東にハルマゲドン( 最終戦争 )が起こる(起こす)。
これで現イスラエルのユダヤ民族の3分の2は死に( 殺し )、生き残るべき“白人”は、キリスト教原理主義に改宗し、中東全体もキリスト教原理主義が支配するという筋書きだ。
この最終戦争の開戦こそ、現ブッシュ政権の対イラク戦争を意味するのか・・。この主張が政治的に勝利した時の外交を考えてみればその危険性は窺えよう。
例えば、移民排斥、アジアに対する強硬外交、反共産主義はその典型的なものだ。
このアメリカキリスト教原理主義こそが朝鮮半島を戦火に導くのだ。しかも間抜けな韓国人(49%がキリスト教徒)は、有色人種のキリスト教徒とし、
キリスト教原理主義者および、欧米白人キリスト教徒によって例の最終戦争を利用して抹殺され完全に絶滅、消滅し、以後は存在自体が完全に消される。アホで間抜けな朝鮮半島人である。
要するにキリスト教なんぞは所詮『 人種差別主義者が利用し易い時代錯誤の欠陥宗教に過ぎない 』のだ。
(私のコメント)
アメリカがこのような戦略を描いているのだとしたら、アメリカは完全に狂い始めたとしか思えない。アメリカが日本政府にグワム移転費用7000億円も要求したり、米軍再編で3兆円も日本に負担を要求するとはどうかしている。日本の政治家はアメリカに脅されているのだろう。しかし脅されているとは口が裂けてもいえないのだ。アメリカが狂っているとはもっと言えないだろう。