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四月二十一日 イラクで オーストラリア兵が初めて死亡しました。
といっても、戦闘で死んだのではなく、兵舎内で本人しかいない部屋の中で頭を銃で撃たれて死んだ、ということです。
プライベートのKovcoさん ２４歳で、射撃のプロということで、当初軍当局から 誤って発砲したらしい、との報告を受けても、家族は納得できず、さらなる調査を要請したようです。
彼の所属部隊の責任者もまわりにいた人も、真相はわからないとし、軍も明白なコメントをしないため、何かかくしているのでは、と疑っている人も出始めているようです。
自殺ではないか、とのことには、まわりの人々は、考えられない、言っていますが。
その可能性は高いと思います。
さらに 彼の遺体が間違えて輸送されてきたことで、軍のトップ、さらには、ハワード首相が非難され、ひたすら謝る、という事件もありました。
クウェート経由でメルボルンに運ばれてきた遺体が、Kovco さんではなく、ボスニアの大工 二ナノビックさんと間違えて輸送されてきたことがわかりました。
米軍は兵士の遺体の輸送を民間会社にまかせてあり、野党や民間の専門家は、こういうことが起きるのは、オーストラリア政府がアメリカに全部任せすぎるからで、自分達でこういう輸送をやるべきだ、との意見が強く出されています。
今日にいたっても、銃で頭を打たれたのは、事故なのか、自殺なのか、なのか、はっきりわかっていません。
これに関する新聞記事です。（ジ オーストラリアン）
http://www.theaustralian.news.com.au/story/0,20867,18996607-2702,00.html
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