★阿修羅♪ > 戦争80 > 327.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: [アルジャジーラ]ビンラディン容疑者の音声を放送|毎日新聞 投稿者 white 日時 2006 年 4 月 24 日 10:08:33)
□「欧米の十字軍に鉄槌を」 ビンラディン声明の要約 [アルジャジーラ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1883189/detail?rd
「欧米の十字軍に鉄槌を」 ビンラディン声明の要約
【アルジャジーラ特約23日】中東の衛星テレビ、アルジャジーラが23日、アルカイダの指導者ウサマ・ビンラディンのものとして放送した録音声明の要約は次の通り。録音の場所、日時は不明。
世界の主、アラーに栄光あれ。預言者ムハンマド、その一族そしてすべての同胞たちに祈りと平和を。
平和とアラーの慈悲そして祝福を。すべてのイスラム教徒に向けたこの声明の中で、私は彼らに預言者ムハンマドを支持し、預言者ムハンマドに向けて大罪を犯した十字軍の一部ジャーナリストと背教者たちに罰を下すよう求める。
クルアーン(コーラン)の聖なる詩と聖なる預言者の教えは、預言者への愛と服従の必要性を明確にしている。全能の神アラーはアラーへの中傷を禁じ、クルアーンの中でアラーとその使者を中傷する者は断罪され、厳しく罰せられると述べている。
また、預言者ムハンマドはイスラム教徒に対し、自らの両親、息子そして他のすべての者たち以上に預言者ムハンマドを愛することで、その信仰心が証明されると述べている。それゆえに、イスラム教徒は、使者を中傷し辱めた者を殺すことで一致している。中傷・侮辱という罪は背信行為なのだ。
アラーが、世界のいずこの地においても預言者を中傷した異教徒に罰を下す者たちへ、また、罰を下す最中で命を落とした者たちへ祝福を与えるよう願う。われわれはアラーが血を流した者たちのために復讐するよう祈る。
欧米諸国は、他の者たちの権利を認めようとせず、また、他の者たちの信仰と感情に敬意を払おうとしない。欧米は今も、自分たちがより優れていると思い込んでおり、他の諸国を見下している。彼らは人類を、白人の支配者と有色人種の奴隷とに区別している。
その結果、欧米諸国は優越性を維持するため、国連をはじめどさまざまな機構と法律をつくり、拒否権を行使している。欧米諸国は、神を守るための聖戦、自らをそして自らの国を守る行為をテロとみなしている。米国と欧州諸国は、パレスチナ、チェチェン、イラクそしてアフガニスタンの聖戦集団をテログループとみなしている。そのような状況下、武器を使わずに、どうすれば欧米諸国と話し合い、理解し合えるのだろうか。
欧米諸国側は、われわれの地域を支配する者たちを自分たちの友人、同盟者と考え、反対にイラクとアフガニスタンで十字軍と戦う聖戦集団をテログループとみなしている。そのような状況下、武器を取らずして、自身および宗教を守るわれわれの権利を否定するこれら支配者たちと、どうすれば理解し合えるのだろうか。
彼らの考えの意図は、われわれに聖戦をあきらめさせることであり、われわれを彼らの奴隷として黙従させることである。それは到底できることではない。
パレスチナ問題はそうした不正義の典型である。十字軍とシオニストたちの連合軍は虐殺後、国家建設に向けてシオニストにパレスチナの地を手渡すことを決め、先住のパレスチナ人を追い出し、パレスチナの地に住まわせるため、世界中からユダヤ人を呼び寄せた。
こうした不正と侵略行為は既に90年間も間断なく続き、その一方で、イスラエルの抑圧者に向けたわれわれの権利回復と正義の行為は、十字軍・シオニスト同盟の指導者たちがいわゆる拒否権を行使して妨害し続けてきた。
同様のことがハマスの運動とハマスの選挙勝利に対しても行われている。ハマスを拒否するその姿勢は、欧米諸国がイスラムに十字軍を差し向けていることをあらためて示している。
米国はスーダンにも触手を伸ばしている。米国はスーダン南部で軍隊を組織し、武器と資金を与え、スーダンから分離するよう画策している。と同時に米国は、スーダン政府に対し、今後6年以内の南部スーダン独立を盛り込んだ汚い合意に調印するよう圧力をかけている。
(スーダンの)バシル大統領と(米国の)ブッシュ大統領の2人は、同合意が調印すべきものではないことを知るべきである。それが誰であろうと、イスラムの土地を1インチでも奪い取ることはできない。戦いが何年にもわたって続こうが、スーダン南部はイスラムの切り離すことのできない土地なのである。
米国はスーダンで行っているこれまでの扇動や犯罪行為に満足しておらず、さらに扇動行為を加速させようとしている。その最大なものはスーダン西部地方で民族間対立をあおり、民族紛争を激化させ、そうした後に、米国は平和維持活動という名目で同地方の占領と石油資源の略奪を狙っている。
これは、十字軍・シオニストがムスリム(イスラム教徒)に間断なく仕掛けてきた戦いである。それゆえに私は今、スーダン、中でもアラビア半島を含む他の諸国のムジャヒディン(イスラム義勇兵)とその支持者たちに、スーダン西部を狙う十字軍と盗人たちへの長期戦に向けてあらゆる準備をするよう求める。
われわれの目的は明確で、それはイスラムを、スーダン国民を、そしてその土地を守ることだ。スーダン政府は別だ。同政府はシャリア(イスラム法)実施を取りやめ、同国南部を放棄したことで、われわれとの立場が大きく異なったからだ。
ムジャヒディンがダルフール地方の民族、その土地と周辺地域をよく知るよう求める。と同時に、同地方が輸送手段に支障の出る雨期入り間近であることも知っていなければならない。
この季節要因を考慮し、同地方占領計画が半年間延期されたのだ。それゆえに、行動を加速させることが重要で、この機を利用し地雷とRPGのような携帯型対戦車ロケット弾を大量に持ち込み、貯蔵しておく必要がある。
国連介入の下、ボスニアでは市民の武装が禁止され、セルビア軍のイスラム教徒虐殺を野放しにし、大量の血が流された。その背後には何があるのか。それは十字軍によるイスラム教徒への戦争だ。
東ティモール問題で、国連が警告を出した直後の24時間に、十字軍諸国がインドネシアに加えた圧力の目的は何だったのか。十字軍・シオニスト・ヒンドゥー連合の対イスラム教徒戦争が始まった。
50年以上も前、カシミール地方のイスラム教徒にインドから同地方を分離する選択の自由を国連決議で与えた。十字軍推進の首領であるジョージ・ブッシュは数日前、その変節者である(パキスタン大統領の)ムシャラフにカシミール地方に存在するムジャヒディンの基地を閉鎖するよう命じると明らかにした。これは、シオニスト・ヒンドゥーによる対イスラム教徒戦争だ。
パキスタンに敬意を払い、イスラム教徒はパキスタンの同胞イスラム教徒を懸命に支援してきた。彼らに神の祝福あれ。そして米国を喜ばせるため今、パキスタン軍がワジリスタンでパシュトン人の住居を破壊している。パシュトゥン人への支援を強化せねばならない。
チェチェンではロシアによる残虐行為が行われている。ロシア軍はチェチェン人の体を戦車にくくりつけ、ばらばらに引き裂き、これをいわゆる自由世界は歓迎し、ロシアの侵略を目立たぬように支援している。こうした事態は何を意味しているのか。これはシオニストの十字軍だ。
ソマリアではイスラム教徒が屈辱を受け、同教徒1万3000人が殺害され、死体が焼かれた。これは何を物語っているのか。シオニストと十字軍による戦争だ。
ムスリムは神を恐れ、アフリカの角にいる同胞たちを飢餓から救え。
イラクで起きている社会基盤の破壊、そして彼らに降りかかっている悲劇は、何を意味しているのか。劣化ウランの使用、そのためにイラク人は何年も苦しまねばならず、百万人以上の子どもたちが死に追いやられている。西洋人を含めイラクを訪れた者たちはその悲惨さに言葉を失う。こうした現状は何を物語っているのか。それはムスリムに対する悪意に満ちた十字軍なのだ。
ウソをつき、だまし、と同時に殺人、破壊、拘束、拷問、そして全地域の占領を狙った巨大基地の建設は何を意味するのか。それはムスリムに対するシオニスト十字軍なのだ。
文化侵略を意図して絶え間なく設置される「ボイス・オブ・アメリカ」や英国などのラジオ局、テレビ局は何を意味しているのか。そうしたものを通じ、ムスリムへの文化侵略を狙い、われわれの信仰に挑み、それを変節させ、悪徳をはびこらせ、学校のカリキュラムまで変更しようとしている。
フランスが学校でのスカーフ着用を禁じたのはどう説明できるのか。それだけでなくフランスはイスラム社会を冷酷に扱い、モロッコではテレビ局を設置しイスラム信仰に挑戦しようとしている。それはシオニスト・十字軍の策謀だ。
最後に、今、神の使徒、その宗教、その国を中傷する戦争が進んでいる。これらの企みに対抗するため、ムスリムたちはその現状をよく知り、聖戦をせねばならない。異なる立場にある十字軍の戦いに向けたイスラム教徒の義務は、全力を持って預言者、その教え、その国を支えることに徹することである。そうした戦いの中心がカリフ支配の地となっているバグダッドである。彼らは、バグダッドでの成功が米国の成功であり、イラクでの失敗が米国の失敗だと繰り返している。
イラクでの敗北は、彼らのすべての戦いでの敗北を意味し、われわれに挑むシオニスト・十字軍の後退の始まりとなる。十字軍のイラク侵略戦争が4年目を向かえる中、イラクのムジャヒディンである息子そして兄弟たちは米国に苦い教訓を与えた。ムジャヒディンたちは不動であり、忍耐強く、毎日、敵の兵士を殺傷し続けている。
イスラム国において、男も女もそして若者もその身を捧げ、資金協力し、経験を分かち合い、あらゆる支援を行うことが義務である。そうすることにより、イラク、パレスチナ、アフガニスタン、スーダン、カシミール、そしてチェチェンで聖戦を遂行できるのだ。
今や、どのイスラム教徒にとっても聖戦が急務となっている。聖戦に必要な支援を与えられないイスラム国は罪を犯すことになる。
ムスリムたちよ、敵の数をそして武器庫に恐れることはない。なぜなら、勝利は神の贈り物であり、神の加護で、敵は苦境を味わうからだ。(翻訳・ベリタ通信=志岐隆司)
2006年04月24日21時41分