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続き。解説:シオニスト政権と組織的なテロ政策
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投稿者 木村愛二 日時 2006 年 4 月 24 日 14:06:10: CjMHiEP28ibKM
 

(回答先: イスラエルの新聞がアフマディネジャード大統領の暗殺計画を報道|IRIBラジオ日本語ニュース 投稿者 white 日時 2006 年 4 月 24 日 13:37:06)

続き。

解説:シオニスト政権と組織的なテロ政策

シオニスト政権・イスラエルの新聞ハーレツが、この政権の治安関係者の話として、「イスラエルの情報機関モサドが、イランのアフマディネジャード大統領の暗殺を計画している」と報じました。シオニスト政権の安全保障問題のアナリスト、エヴレン氏は、ハーレツ紙に対し、「イスラエルの安全保障機関は、イスラエルへの敵対を理由に、アフマディネジャード大統領とパレスチナ自治政府のハニヤ首相を、暗殺計画リストに入れている」と語っています。ハーレツ紙はさらに、「イラン大統領とパレスチナ首相のテロについて、最終的な決定が下されるのは、イスラエルのオルメルト首相代行のゴーサインが出てからだ」としています。

シオニスト政権のメディアによる、このような報道、そして、ハマスのメンバーを暗殺するというこの政権の明らかな脅迫は、シオニスト政権の指導者らが、大規模かつ組織的なテロ政策を追求していることを表しており、テロとの戦いの提唱者である はずのアメリカとヨーロッパも、これを黙認しています。原則的に、シオニストの非合法的な政権は、テロリズムの上に成り立ち、現在は、パレスチナや占領地の近隣の人々に対するテロ攻撃によって存続しています。イスラエルは、これまで、有名な風刺画家ナージー・アリー氏、イスラム聖戦運動の事務局長だったファトヒー・シャガーギー氏、レバノン・ヒズボッラー組織の事務局長だったムーサヴィー氏など、パレスチナ人及びレバノン人の暗殺を行っています。そして残念ながら、国際機関なども、これに関して、いかなる反応をも示していません。

テロリズムは、シオニスト政権が国内外での政策を推進するのに、絶好の道具でした。しかし、イランの国民によって選ばれた、アフマディネジャード大統領の暗殺を計画することは、あまりに厚顔無恥な態度であり、シオニスト政権に、これを実行する能力がないとはいえ、国連は、この政権を厳しく非難すべきです。

シオニスト政権が、ここまで大胆な態度に出たり、他国の指導者に対して陰謀を企てようとするのは、西側、特にアメリカの支持を受けていること、そしてここ60年間のこの政権の犯罪に対して国際機関が沈黙を守ってきたからです。このようなシオニスト政権の脅迫は、その実行力の有無はさておき、テロ拡大の原因となり、中東地域に情勢不安の新たな波を起こすことになるでしょう。アフマディネジャード大統領暗殺計画は、国際法規への明らかな違反です。国際社会は、これに適切な反応を示すことで、イスラエルによる組織的なテロ政策の拡大を、防がなければならないのです。

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