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□危機迫るバグダード殲滅作戦 クルド人がアラブ人の領内立入禁止/アラビア・ニュース
http://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/e/31da443e3067b3acfc38c4efa5e1dd77
危機迫るバグダード殲滅作戦 クルド人がアラブ人の領内立入禁止 /アラビア・ニュース
NHKなどはノー天気にも「イラクでは正式な政府の誕生を控え…」などの枕詞を付けて、イラク情勢が正常化に向かっていると印象付ける報道をしているが、アラブ系メディアなどは事態が破局に向かって進展していることを示す情報を相次いで流している。それらによると、クルド人は自らの支配地域へのスンナ派アラブ人の立ち入りを禁止し独立傾向を一層高め、 米軍はイラク・イラン国境に恒久基地建設を検討し、更には中間選挙を控えたブッシュ政権が「第二次バグダード解放作戦」を策定しているという。
クドス・プレスが20日付で報じたところによると、マスウードバルザーニー党首率いるクルド民主党が実効支配するイラク北部の都市アルビルで、地元政府はイラクのアラブ人が街に入ることを禁止した。
「本日よりアルビルの街に入ったが、地元政府はクルド人の身元保証人を持つ者以外は、イラク人の市内立ち入り禁止する措置を取っている。そして、日常的に発生する攻撃の惨状から逃れてきた数十のイラク人家族がアルビルの街の境に特別に設けられた地点で市内入りを拒まれて待たされている。また、アルビルの地元政府はアラブ系のイラク人に対して厳重な持ち物検査や職務質問をおこなう措置を取っている。こうしたことのほかにも、クルド人以外のアラブ人が街に入ることを禁止している。地元政府はクルド以外の全てのアラブ人に対して、街に立ち入るためにはアルビルのクルド人の身元保証人をつけることを条件付けている。しかも、街に入る地点でこの条件について明文化して条件付けている」とクドス・プレスの特派員が報告した。
イラク北部のクルディスターン地域にはアルビル、スレイマニヤ、ドホークといった都市があり、その全てで自治政府が統治している。
http://www.qudspress.com/data/aspx/d49/18469.aspx
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一方21日付のモヒート・アラブ・ニュース・ネットは、米軍がイラク・イラン国境に恒久基地建設を検討していると報じた。
イラク国内の情報筋によると米占領軍は、イラク南部のバスラ州でイランとの国境近くアッタヌーマ地域に、恒久的な軍事基地を建設することを検討している。さらに、米占領軍に属する部隊がこの地域の調査を行ったと指摘している。
http://us.moheet.com/asp/cunt_show.asp?lol=1731806
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英国のサンデー・タイムズとロシアのモスコー・タイムズ、米国のウォールストリートジャーナルはこの1週間に期せずして同一内容のニュースを流した。
曰く、11月の中間選挙を控えどん底の人気回復を迫られたブッシュ政権は、イラク情勢が前進し、米軍はイラク抵抗勢力を撲滅出来ることを立証するために、起死回生の暴挙に出る。
そこで米軍がイラク新政府誕生後に、「バグダード大攻撃」を敢行する計画を策定した。この計画はスンナ派を中心にした住民に対する陸と空からの虱潰しの徹底的な殲滅作戦で、「第二次バグダード解放」とか「ファッルージャ・オプション」などと呼ばれるように、大虐殺が展開されると予測される。
http://www.albasrah.net/ar_articles_2006/0406/zahra_200406.htm