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氏イラク戦前、大量破壊兵器ないと米大統領へ警告=CIA元工作員|AFP=時事
http://news.www.infoseek.co.jp/afp/story.html?q=20060422afpAFP006761&cat=61
イラク戦前、大量破壊兵器ないと米大統領へ警告=CIA元工作員 (AFP=時事)
【ワシントン21日】米中央情報局(CIA)がイラク戦争前、ブッシュ大統領に対し、フセイン政権は大量破壊兵器を保有していないという信頼できる情報があると警告していたことが分かった。CIAの元工作員が23日に放送される米CBSテレビの番組で明らかにした。≪写真は2003年にイラク北部で米軍が発見した生物兵器関連施設と疑われる車両を調べる米兵≫
この工作員はタイラー・ドラムヘラー氏で、同氏によると、ホワイトハウス高官はこの警告を無視。自分たちはもう情報に興味はなく、対イラク政策は既に固まっていると述べたという。
ブッシュ政権はこれまでも、2003年3月の対イラク開戦に向けた政策立案の過程で、情報を選択的に利用したと非難されてきた。同政権は、フセイン政権が化学・生物兵器を保有し、核兵器取得を画策していると主張、世界に対して脅威であると説明していた。
ブッシュ大統領や他の政権当局者は情報操作を否定しているが、ドラムヘラー氏はブッシュ大統領が対イラク開戦の命令を出す前に、米国はイラクで大量破壊兵器を発見できない可能性があると明確に警告されていたと主張した。
同氏の証言によると、イラクに大量破壊兵器がないとの情報はフセイン政権の外相だったサブリ氏から秘密裏に米国へもたらされ、当時のテネットCIA長官がブッシュ大統領やチェイニー副大統領らに報告したが、退けられた。
[ 2006年4月22日17時59分 ]