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日経【テルアビブ自爆テロ、エジプト紙の見方真っ二つ】
アラブ・イスラム世界で大いに議論すべき問題である。
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http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20060420AT2M1900H19042006.html
テルアビブ自爆テロ、エジプト紙の見方真っ二つ
イスラエル・テルアビブで17日に発生した自爆テロについて二つのエジプト国営紙が対照的な社説を掲載した。18日付グムフリア紙は「イスラエル人は毎日(空爆などで)パレスチナ人を殺している。手を挙げて降伏する必要はない」と今回の事件を擁護。一方、最大手のアハラム紙は同日付で、イスラエルに報復の口実を与え、「結果的にはパレスチナ人に有益ではない」とした。
パレスチナ自治政府の実権を握ったイスラム原理主義組織ハマスに対して国際社会が武力闘争の放棄を迫るなか、中東側の揺れる心理を表した格好だ。 (07:01)
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http://www.jca.apc.org/~altmedka/hanbai.html
木村書店
季刊『真相の深層』05春5号
マハティール演説
「ユダヤ人が世界支配」で抗議続々大手報道
マレーシア首相マハティール発言の全体像
木村愛二・訳
編集者の序・2003年10月16日、マレーシアのマハティール首相がイスラム諸国会議機構(OIC)首脳会議の開会式で開催地を代表して行った開会の挨拶が、「ユダヤ人は世界を支配している」という部分の言葉尻を捉えた報道の偏りによって、真意がまったく伝わらず、逆効果の状態に陥った。
私は、即座に、この状況は、その報道の歪み方をも含めて、現在の国際的状況の象徴的な意味を持つと考え、その全文の正確な理解を重視すべきであると判断し、電網(インターネット)上で演説の全文の入手と訳出、真意の紹介に努めた。
逐語訳にすると、かなりの長文になるので、その主要部分の全訳と要旨を後に紹介する
[中略]
(この部分は全訳)我々の唯一の反応は、ますます怒りを増すことでしかない。怒る民は適切な思考ができなくなる。その結果、多くの我らの民が非理性的な反応を示すようになった。彼らは、絶望的な不満と怒りの爆発を求めて、攻撃を行い、仲間のイスラム教徒をも含む誰彼となく殺す。彼らの政府は彼らを止める術を持たない。敵は報復し、政府に対してさらなる圧力を加える。政府は屈服する以外の選択肢を持たず、敵の命令を受け入れ、言いなりになって、独立の行動権を放棄する。
[31](この部分は抄訳)民はさらに怒り、自らの政権にも怒りを向け、あらゆる和平への試みは破壊される。しかし、攻撃は何も解決しない。イスラム教徒はさらに抑圧される。
[32](この部分は抄訳)イスラム諸国には失望感が広がっている。イスラム教徒は永遠にヨーロッパ人とユダヤ人(教徒)に抑圧され支配される。ある者は、これらをアラーの思し召しと信ずる。
[33]〜[38](この部分は概略のみ)13億人が少数のユダヤ教徒に抑圧されている。予言者の初期の23年の苦難の教訓に基づいて、戦略を練り直せ。彼は報復の攻撃をしたか? 怒りにまかせて、若者が自爆攻撃し、報復の大量虐殺を招く以外の道はないのか? 考え直す時期ではないか?
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