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カストロ後のキューバを考える(その1)
http://la-news.cocolog-nifty.com/lanews/2006/04/2808_5433.html
フィデル・カストロ議長が80歳に近づくにつれて、キューバの内外で、後継が取りざたされ、ある場合には計画されている。
「フィデルは私にとっては父親だ。」アダライダは言う。「私の人生でずっと一緒だったし、いま私の持っているものは全部、彼と革命のお陰だ。」
アダライダは、キューバの奥深い田舎、夫のホセと住んでいる木の掘っ立て小屋の外、セメントのポーチの掃除に余念がない。
ホセはピナル・デル・リオの耕作協同組合のメンバーで、そこでは他の組合と同様、有名なキューバ葉巻用のたばこを作っている。
月の稼ぎは観光ホテルで売れる葉巻一箱分だが、夫婦は幸せだと言う。特に現在、野菜や米を栽培する自分の土地を持ち、これらを自家消費し、また地域の農産品市場に売ることが出来る。
しかし、アダライダに心配がある。フィデルが老いてきていることを知っている。いまキューバでは、誰もが彼の命がどうなるか、彼がいなくなったときの革命がどうなるか、考えている。
「彼がテレビに出てこないと、彼に何か起こったのか心配になる。もし彼が死んだら、私にとっては大変なことになるだろう。」アダライダは言う。
<写真:カストロは世界で最も長く政権についている。>