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(回答先: イランは核攻撃される? 【田中宇】 投稿者 World Watcher 日時 2006 年 4 月 18 日 13:00:08)
切迫するイラン危機の深層を理解するためには、
M・C・パイパーの「ケネディ暗殺事件最終審判」が必読である理由。
更新 平成18年04月17日22時14分
平成十八年(二〇〇六年)四月十七日(月)
(第一千六百五十回)
○今、全世界の目の前で展開されつつある米国、イスラエルのイランに対する
対決のドラマ。
○このドラマの本質を、日本人がいくらかでも理解するためには、
○マイケル・コリンズ・パイパー著、太田龍監訳
「ケネディとユダヤの秘密戦争―JFK暗殺の最終審判」(成甲書房、
平成十八年四月二十日刊予定)
○この本が必読である。
○なお、M・C・パイパーのこの本については、既に出版された、
○ヴィクター・ソーン著、副島隆彦訳
「次の超大国は中国だとロックフェラーが決めた」(上下二巻、徳間書店)、
○この本の中で要約紹介されて居る。
○何故、米国は、
イランの核施設を空爆によって破壊しようとするのか。
○その目的は、イランの核武装、核兵器の開発と所有を阻止することである。
○何故、米国は、
イランの核武装を武力を行使しても、阻止しなければならないか。
○それは、イスラエルがそれを必要として居るからである。
○しかし、イスラエル自身は、既に、何百発かの核ミサイルを所有して居る
のではないか。
○イスラエルは、一九四八年「建国」以来この方、首尾一貫して、
○イスラエルは核武装し、
○イスラム世界には、絶対に核武装させない。
○との方針を追及して来た。
○それでは、米国とイスラエルとの関係は、どう成るのか。
○これこそ、ケネディ暗殺問題の核心である。
○ごく最近、ハーバード大学とシカゴ大学の国際政治学専門の二人の学者が、
連名で
○米国外交政策と「イスラエル・ロビー」の関係についての長文の
「学術論文」を公表した。
○ヘンリー・メイコウ(カナダ在住ユダヤ学者)によれば、
この二人の学者はユダヤ人である、と言う。
○「イスラエル」と言う国家は、シオニスト・ユダヤの作ったものである、
とされる。
○米国の国家機関の中にも、米国をシオニストイスラエルの言うがままに利用
せんとするシオニストユダヤ(プラス シオニストキリストヘ)に同調せず、
時にそれに抵抗し、反対する人々は存在する。
○ところが、米国内に確立されたイスラエル・ロビーは、そうした人々を、
○あっと言う間に排除してしまう。
○M・C・パイパーは、前出著作(ファイナル・ジャジメント)の中で、
○F・D・ルーズベルト大統領も、第二次世界大戦末期、イスラエル建国に、
ほんの少し、消極的な姿勢を見せただけで、暗殺された可能性がある、
との説を紹介して居る。
○その後継のトルーマン大統領ですら、イスラエル建国に十分に熱心でない
として、
○シオニストから暗殺の脅迫を受けた、
と、トルーマンの娘の著作に書かれて居ると言う。
○ケネディは、一九六一年一月、米大統領に就任する何年も前から、
○親アラブ、親イスラム的であるとして、
○シオニスト・イスラエルから敵視されて居た。
○と、M・C・パイパーは前出の本で論証して居る。
○この本を十分に読みこなすことによってのみ、日本人は、現在の世界情勢
の底流に気付くことが出来るであろう。
(了)