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イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 2006/04/12
http://www.asyura2.com/0601/war80/msg/190.html
投稿者 white 日時 2006 年 4 月 17 日 17:59:15: QYBiAyr6jr5Ac
 

□イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 2006/04/12

 http://blog.mag2.com/m/log/0000169265/107177763?page=1#107177763

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イラク・レジスタンス・レポート Iraqi Resistance Report 日本語版
  編集&発行 山本史郎/イラク情勢ニュース
  webサイト
  http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
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2006/04/17 (月)

         ※ きょう紹介する主な内容 ※

☆イラク・レジスタンス・レポート 2006年4月12日付
 ◇傀儡軍と民兵がスンニ派とクリスチャン68人を誘拐、殺人
 ◆米・英大使はカシム・ダウードの「首相」就任を働きかけ
 ◇ユスフィヤ: ハイウェイでレジスタンスの爆弾、米兵死亡
 ◇カルバラ: 2回の爆弾攻撃、米兵3人死亡
 ◆アマラ: 住民を連行され、市民が武装してイギリス軍を襲撃

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□イラク・レジスタンス・レポート 4月12日 水曜日
■Iraqi Resistance Report for events of Wednesday, 12 April 2006
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http://www.albasrah.net/en_articles_2006/0406/iraqiresistancereport_120406.htm

◆アンバル州 Al-Anbar Province

 ◇ラマディ: レジスタンスが米軍キャンプを迫撃砲攻撃
 ◇ファルージャ: 内務省治安部隊をレジスタンスが待伏せ攻撃
 ◇ 同 : レジスタンスの爆弾が米軍車両を襲う
 ◇ 同 : レジスタンス戦士がイラク傀儡軍兵士を襲撃


◆バグダッド Baghdad

◆傀儡軍と民兵がスンニ派とクリスチャン68人を拷問、殺人
Pro-American puppet forces, militia torture, kill 68 Sunni and Christian residents

 イスラム・メモは12日午後12時20分の速報において、内務省治安部
隊マガウィルの支援を受けた親米シーア至上主義の民兵がバグダッド南郊ド
ーラ地区で住民68人を殺したと報じた。

 イスラム・メモのバグダッド通信員は、ドーラの地元住民を目撃証言とし
て、傀儡のショック・トループ(マガウィル)とシーア至上主義の民兵がド
ーラ地区の60通りとミカニクで急襲作戦を遂行し、住民68人を連行した
と伝えた。そのうち4人はクリスチャンで残りはスンニ派イラク人だった。

 民間人の服装をした「秩序維持軍」と内務省治安部隊の兵士が、4月4日
朝、15台の車両に分乗してミカニクおよび60通りにやってきた−−イス
ラム法学者協会のウェブサイトが地元住民の目撃証言を掲載した。彼らは民
家を襲い、マーケットを徹底的に捜索し、民家とマーケットにいた者および
偶然通りかかった者を合計68人連行した。全員がどこに連れていかれたか
知らされなかった。

 法学者協会のウェブサイトに掲載された速報には、4月11日に68人の
遺体がバグダッド市内で発見され、遺体には残虐な拷問(ごうもん)の形跡
があったと書かれた。

 同日発表された68人の拷問・殺人を非難する声明において、イラクのス
ンニ派では最高の宗教権威であるイスラム法学者協会は、イラク国民を守る
ために人道的な立場に立つよう国際社会に訴えた。協会は「このテロ行為の
責任は米占領軍と米国の犯罪に加担する政権全体にある」と宣言した。


◇68人の死体発見後、ドーラでレジスタンスの爆弾が警察を襲う
◇東バグダッドで自動車爆弾、傀儡警官2人を殺す


◆米・英大使はカシム・ダウードの「首相」就任を企む
US, British ambassadors work to install Qasim Dawud as new Prime Minister

 バグダッドの報道関係者は12日、占領下イラクの「国民議会」で最大勢
力を占めるシーア派政党・統一イラク同盟に近い情報提供者が、米・英両国
大使はイブラヒム・ジャファリへの不信任が広がるのを受けて、イラクの傀
儡「首相」ポストにカシム・ダウードを就任させようと、さまざまな同調的
政治家と協議を続けていると明らかにした、と報告した。

 クドス・プレスはその情報提供者の話として、ハリルザド米国大使とウィ
リアム・パティ英国大使、「統一イラク同盟」のカシム・ダウード、「国民
対話戦線」を率いるサリフ・ムトラクがダウードを「統一同盟」の首相候補
に指名することに関して協議したと伝えた。

 匿名(とくめい)を条件に話したこの情報筋はそれ以上の詳細を明かさな
かったが、アメリカ人が「グリーン・ゾーン」と呼ぶ共和国宮殿周辺の厳重
警護された地域にあるカシム・ダウードの自宅で秘密会議が開かれたことを
示唆した。

 カシム本人はこの記事を肯定も否定もしなかったが、新聞社には、「この
件に関しては3日間はマスコミへの発表はないだろう」と語った−−クドス
・プレスが報じた。

 現在の傀儡「首相」イブラヒム・ジャファリも、シーア派の聖職者シスタ
ニ師から推薦された政党および候補者グループとして広く承認される統一イ
ラク同盟に参加している。しかしジャファリの任期は親米シーア派至上主義
グループによる誘拐(ゆうかい)と殺害が際立って増え、それは報道や米国
大使からの彼に不利なコメントとなって現れている。そこでアメリカの占領
当局は、宗派主義の拷問と殺害に関与した政権トップという評判を招かない
新しい「首相」擁立を模索していると受けとめられている。


◇3日間で米兵5人死亡、米軍も認める


◆サラハッディン州 Salah ad-Din Province
 ◇サマッラ: 米・イラク合同軍司令部をレジスタンスが砲撃


◆ディヤラ州 Diyala Province
 ◇バクーバ近郊で奇怪な爆発、20人以上が死亡
 ◇バクーバ: レジスタンスの爆弾で傀儡警官が負傷
 ◇ジャラウラ: 内務局高官が暗殺される
 ◇ミクダディヤ: 米・イラク合同軍司令部をレジスタンスが砲撃


◆バビル州 Babil Province

◆ユスフィヤ: ハイウェイでレジスタンスの爆弾、米兵死亡
Resistance bomb on highway in al-Yusufiyah leaves US soldier reported dead

 イスラム・メモは12日午後2時30分の速報において、米軍車列がバグ
ダッドに向かってハイウェイを走行していたところ、ユスフィヤでイラク・
レジスタンスの爆弾が炸裂したと伝えた。

 イスラム・メモ通信員は、ユスフィヤに住む目撃者の話として、爆発で戦
車が動けなくなり、また米兵1人が死亡、3人が負傷したとレポートした。


◆ニネベ州 Ninwa Province
 ◇タルアファル: レジスタンスの自動車爆弾が警察を襲う


◆カルバラ州 Karbala’ Province

◆カルバラ: 2回の爆弾攻撃、米兵3人死亡
Three US troops killed in double bombing in Karbala’

 イスラム・メモは12日午前10時35分(メッカ時間)の速報で、カル
バラの北部を走っていた米軍車列のそばでレジスタンスの爆弾2個が連続爆
発したと伝えた。

 カルバラ在住のイスラム・メモ通信員は、地元目撃者の話として、ラティ
フィヤ方面(北)へむかう幹線道路脇に仕掛けられた爆弾2個が米軍車列の
そばで破裂したとレポートした。この爆発で米軍車両2台が動けなくなり、
米兵3人が死亡、別の3人が負傷した。また通行中の民間人車両も爆発で損
害を受けた。

 イスラム法学者協会のウェブサイトは現地時間午後12時49分の速報に
おいて、カルバラの北5キロにあるアウン・イブン・アリ・モスクの近くで
2個の爆弾が爆発したと報じた。米軍車列が通り過ぎようとしたところ、爆
弾は現地時間で12日朝9時ちょうどに爆発し、米軍部隊に深刻な損傷を与
えたと目撃者が話した。

 現場にいた目撃者は、攻撃のあと米軍が一帯を封鎖し、ヘリコプターも上
空を飛んで捜索作戦を展開したと話した。


◆マイサン州 Maysan Province

◆アマラ: 住民が連行され、市民は武装してイギリス軍を襲撃
Armed population of al-‘Amarah attacks British occupation troops
following arrests of local men

 イスラム・メモは12日午前11時10分の速報において、イラク南部の
イラン国境から60キロに位置するアマラ市の中心部で、地元の武装した住
民とイギリス軍兵士のあいだに激しい戦闘が勃発したと伝えた。

 アマラ在住のイスラム・メモ通信員は地元目撃者の話として、戦闘はイギ
リス兵が前日に多数の地元住民を連れ去ったために発生したと伝えた。

 軽・中量兵器と迫撃砲で武装した現地住民はイギリス軍を攻撃し、イギリ
ス軍車両を動けなくした。市民数人もその衝突で負傷したと言われる。通信
員はイギリス軍がこうむった損害の規模と性質について情報を得ておらず、
イギリス軍もアメリカ軍と同様に損害を報道陣や大衆的に公表しないことを
方針としている。


◆バスラ州 Al-Basrah Province
 ◇バスラ: 空港内の英軍司令部をレジスタンスが迫撃砲で攻撃


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オリジナル(英字):
  http://www.albasrah.net/moqawama/english/iraqi_resistance.htm
  英語への翻訳・編集 Muhammad Abu Nasr
日本語版はイラク情勢ニュース(URUK NEWS)のコンテンツです
  http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/ 
  メール宛先 uruknewsjapan@ybb.ne.jp  
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