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韓国軍が2012年に韓米連合司令部を解体するという戦略的スケジュールを進めていることが確認された。また、韓米連合司令部解体の目標年度が決まったことを受け、有事作戦統制権の返還時期は、これより以前の2011年までに実施されるものとみられる。
これにより、1950年6月25日に始まった韓国戦争(朝鮮戦争)をきっかけに結ばれた韓米間の血盟的な軍事同盟関係や形式は、大きな変化を迎えることになる。
軍関係者は4日、「合同参謀本部の核心的な戦略文書に、韓米連合司令部解体の時期は2012年と明記されている。その日程に合わせて韓国軍の構造や役割の改編が行われている」と語った。
この関係者が語った合同参謀本部の核心的な戦略文書は、3年に1回更新する「合同軍事戦略(JMS)」といわれるもので、韓国軍の最重要戦略文書だ。韓国軍はこのJMSに基づいてあらゆる作戦・組職を設計、国防中期計画も同文書を基に作成している。「2012年連合司令部解体」という文面は、このJMSの「軍構造の発展方向」に含まれているとのことだ。
軍関係者は「2012年は現在の盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権が強力に推進した‘協力的自主国防’を完成する年。有事作戦統制権の返還に続く韓米連合司令部解体は、その最後を飾るものと見ればよい」と説明している。
韓米連合司令部解体により、韓米軍事同盟がどのような性格を帯びるようになるかは、まだ分かっていない。軍内外では▲国連司令部を大幅に強化して韓米両国が参加する▲両国軍が独自に作戦・指揮をし、その代わりに、相互に戦闘力を支援・補完する形での協同体制を導入、などが取りざたされている。
有事作戦統制権の返還は韓米連合司令部解体より前に行われるだろう、というのが軍関係者らの見方だ。
尹光雄(ユン・グァンウン)国防長官はこれまで何回も「有事作戦統制権の返還準備には最短で5年かかるだろう」と語ってきた。
国防部関係者は「有事作戦統制権の返還は準備が完了して韓米両国が合意すれば一気に実現するだろう」と述べた。一部の軍関係者は有事作戦統制権の返還時期を201011年と見ている。
引用終わり--------------------------------------------------------------------------------
アメリカのコントロールから自由になった韓国軍はどちらに向かうか。北か、或いは南か。
地理的にも政治的にも北朝鮮に「頭を押さえられている」以上、やはり「南」だな。
だとすれば、陸軍の装備と人員を削減し浮いた予算を海軍の艦船・装備に廻すはず。