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米兵に無期懲役 横須賀のパート女性強盗殺人事件
2006年06月02日12時38分
http://www.asahi.com/national/update/0602/TKY200606020181.html
神奈川県横須賀市で今年1月、通りかかった女性(当時56)を殺害し現金を奪ったとして、強盗殺人罪に問われた米海軍横須賀基地の1等航空兵ウィリアム・リース被告(22)に対し、横浜地裁は2日、求刑通り無期懲役の判決を言い渡した。小倉正三裁判長は「米軍兵士による凶悪犯罪として、基地のある地域住民に多大の不安と強い衝撃を与えた」と述べた。
判決によると、リース被告は今年1月3日午前6時半ごろ、酒を飲んで帰宅途中、横須賀市の歩道で、通勤途中の横須賀市日の出町2丁目のパート社員佐藤好重(よし・え)さんに道を尋ねるふりをしてバッグを奪い取ろうとしたが抵抗され、顔面を殴打。壁にたたきつけたり、何度も踏みつけたりして殺害し、バッグから現金1万5千円を奪った。
小倉裁判長は「約10分もの間、声も出せなくなるまで暴行しており冷酷非道」と述べた。
リース被告は04年4月から横須賀基地に配属され、米空母キティホーク乗組員として任務についていた。公判で「殺すつもりはなかった」などと述べていたが、判決は死んでも構わないとする殺意があったと認定した。
この事件は、04年の日米地位協定の運用改善合意に基づき、日本側の取り調べに米軍司令部代表者が立ち会った初のケース。