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(回答先: 米政府の提案は「宣伝」 イラン、駆け引き激化 投稿者 rand 日時 2006 年 6 月 01 日 14:39:13)
【テヘラン春日孝之】イラン核開発問題で、米国が対イラン交渉に参加する用意があると表明したことについて、イラン国会最大の保守勢力「イスラム連合党」の政治局長で最高指導者ハメネイ師と緊密な関係にあるハミドレ・タラギ氏(50)は31日、毎日新聞に対し、米国が参加の前提条件として示した「核開発活動の停止」について、「活動の制限」という形なら受け入れ可能だとの見解を示した。
タラギ氏は、米国の方針転換を評価し、「(米国を加えた交渉を)受け入れる可能性がある」と前向きな姿勢を示した。ただし、イランとしては「核開発活動の全面停止」は「できない」と従来の主張を繰り返しながらも、ウラン濃縮活動で、濃縮度を一定レベルに抑えることなどを念頭に「活動を制限する形なら検討できる」と述べ、米国の交渉参加を条件に、こうした考えを逆提案する可能性を示唆した。
イランはこれまで、核燃料として必要なウランの濃縮度4・8%を達成したと発表しているが、ザリフ国連大使は先の記者会見で、10%以下に制限するとの妥協案を提示している。核兵器製造には90%以上に濃縮する必要がある。
一方、AP通信によると、イラン学生通信は31日、国会の外交・国家安全保障委員会の議員の話として「(ウラン濃縮停止という)前提条件を米国が取り下げるなら、米国の動きは前向きだとみることができる」と語ったと伝えた。また、国営イラン通信は米提案について、「ただのプロパガンダ(宣伝)だ。ウラン濃縮活動の停止は国益に合致しない」と伝えた。
(毎日新聞) - 6月1日15時28分更新
お互いの立場を尊重するならこの辺が妥協点でしょう。
イランにしてみれば何も変わらない(国際的?に認められたようにみえる)、今も核兵器に転用するとは、言っていない。
多分、米国は、認めないだろう。泥沼を選択すると思います。