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昨日の東京新聞夕刊等に以下のような記事が出ていた。
新聞紙面ではこれよりも詳しいものであった。
その一部を転記しておく。
「(前略)報告書では、ここ数ヶ月、スンニ派武装勢力がザルカウィ容疑者が率いる『イラク聖戦アルカイダ組織」と共闘してテロ攻撃が増している、と指摘。(中略)こうした傾向は今年中は続くが、『07年初頭には、攻撃を続行する主張や動機が衰え始める』と分析している」
http://www.tokyo-np.co.jp/flash/2006053101001099.html
イラク武装勢力年内衰えず 米国防総省の報告書
【ワシントン30日共同】30日のロイター通信によると、米国防総省はイラク正統政府の発足後も混乱が続くイラク情勢について、反米武装勢力の攻撃が今年中は続くとの見通しを示す一方、来年初めには武装勢力が衰え始めると予測した報告書をまとめた。
報告書は国防総省が3カ月ごとに議会に提出。今回は駐留米軍削減を模索するブッシュ政権の意向を反映した内容となっている。
今年2月11日−5月12日の約3カ月について、週平均の攻撃回数は600回以上に上り、それ以前の6カ月よりも13%増加したと指摘した。
(2006年05月31日 11時53分)
さて、これを
「07年初頭には、(米英侵略側の謀略テロ)攻撃を続行する主張や動機が衰え始める」
と読み替えれば、
報告書の『本音』を知る事が出来るのではないのか。
贋抵抗勢力の悪名高いザルカウィーの名が出されている事からも怪しい報告書である。
では、何故「謀略テロ」をイラク人民に対して行う必要が有るのか?
ズバリ、
「撤退の退路を確保する為」であろう。
つまり、
撤退計画に沿って撤退を行う時に、対策を講じなければ、
撤退する部隊に対して激しい攻撃がなされるであろう。
従って、イラク社会に対して国民間の内紛を招くテロ攻撃を続行し、
自らの「退路」を確保しつつ、
撤退を進めようということではないのか。
それを、07年の初頭まで行い、以後はその動機が衰える、と言う事ではないのか。
とすれば、背景には「緻密な撤退計画が立てられている筈」と推測する事が出来る。
この様に考えると、現在盛んにイラクで起きている破壊活動は、一般国民を対象とした無差別的なものや宗派間の対立を煽る結果を招くものは、実は米英イスラエルの破壊活動である可能性が高いと推測するのだ。
海兵隊がイラク一般住民を大量虐殺した疑惑が流されている。
これも実は意図的に「実態」を流したものと考える事も出来る。
これは、アルグレイブ収容所における米軍憲兵による虐待を流した事に似たものである。
ガス抜きであり、米英政権の責任逃れであり、さらに
戦線縮小への国民の意識誘導である。
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