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□米軍育成の警官配備、イラク内務省が拒否/ガーディアン|イラク情勢ニュース
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URUKNEWSイラク情勢ニュース （転送・紹介歓迎）
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2006/04/05(水)
［飛耳長目録 today'snewslist］
☆米軍育成の警官配備、イラク内務省が拒否 ガーディアン４月４日
☆シーア派の武装集団をイラク軍に入れたのは英国の政策
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☆★米軍育成の警官配備、イラク内務省が拒否
Iraq'sinteriorministryrefusingtodeployUS-trainedpolice
JonathanSteeleinBaghdad ガーディアン ２００６年４月４日
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・派閥に属さない軍隊育成計画が危機に
・民兵の力を削ぐべし、ライス米国務長官
http://www.guardian.co.uk/Iraq/Story/0,,1746233,00.html
安全保障関係の西側顧問団によると、イラク内務省は米・英軍から訓練を
受けた新任警官数千人の配備を拒否し、自分たちの部下を雇って街に配置し
ている。
この動きは、特定勢力の民兵が潜りこまない宗派色を排したイラク警察部
隊を設立しようとするアメリカとイギリスを苛立たせている。
これが明らかになったことで、宗派主義の殺人における民兵の役割および
彼らとイラク人政治家との繋がりに対する米・英両国の懸念が深まっている
ことが照らしだされた。ライス米国務長官は昨日、２日間のバグダッド訪問
を終えるにあたって、「諸君はさまざまな武装勢力を民主主義に仲間入りさ
せることはできない」と語った。
「われわれは今回の訪問だけでなく、くり返し、ひじょうに強いメッセー
ジを送ってきた。民兵には手綱をつけるべきで、・・・それが第一の優先事
項の１つになったということだ」。
イスラム革命最高評議会（ＳＣＩＲＩ）から指揮されているイラク内務省
は、この３ヶ月間にわたって、米・英合同部隊である文民警官助手訓練チー
ム（ＣＰＲＴＴ）で訓練を終えた者を１人も配備してない。
ＣＰＡＴＴはサダム・フセインの３０年の統治が終わった公正な体勢で警
察を設立しようと構想されたものだ。その目標は１３万４０００人の幹部を
年末までに育成することであり、民族と宗派の公正なバランスを確保すると
いうものである。
（訳注：民兵組織を「解体」するという名目で、軍や警察の治安部隊に
傀儡勢力の民兵＝私兵を参加させたのは占領軍の方針であった。主なもの
はＳＣＩＲＩのバドル旅団、クルドのペシュメルガで、「公正な体勢」と
いうのは名目だけである）
新たな訓練修了者を配備しないという内務省の決定は警戒を生じさせてい
る。安全保障関係の西側顧問団はガーディアンの取材に対し、「過激グルー
プの政策が浸透することへの懸念があり、有志連合は透明性を確保する権利
を持っている」と語った。
内務省高官（複数）は、ＣＰＡＴＴの選抜過程に権限を持ってないので、
その訓練修了者を配備するのを拒否した、と述べた。
スンニ派の政治家とバグダッドの住民たちは、内務省は幾つかの暗殺チー
ム（deathsquads）を持っており、彼らが最近数週間にスンニ派住民数百人
を誘拐・殺害した犯人だと主張してきた。
先週のある事件では、警察特殊部隊の制服で偽装した男たちが３台の車に
乗って、西バグダッドの中流階層のスンニ派居住地であるマンスール地区の
電気店に押し入った。彼らは若い女性店員と５人の男性を１つの部屋に集め
て射殺した。
昨年には、内務省が秘密の拘留センターを運営していたことが明るみにで
た。米軍が２ヶ所の監獄を発見し、そこには８００人以上の成人男性と少年
（ほとんどはスンニ派）がショック状態で拘束されていたのだ。イラク憲法
のもとでは、司法省にだけ監獄運営が認められている。
（訳注：米軍の監獄には憲法の規制さえ及ばない）
今では、多くのスンニ派住民はイラク警察よりアメリカ軍に拘束される方
がマシとさえ言っている。
集約された基本データがないこともあって、クルド地方以外では警察の宗
教・宗派と民族の構成を知る数字は判らないが、シーア派が８０％と推測さ
れる。ＣＰＡＴＴの広報官によると、最近まで特殊警察と特殊部隊は９９％
がシーア派という。
警察に特定勢力の影響が強くなったという容疑は、昨春、ＳＣＩＲＩ指導
者でもあるバヤン・ジャブルが内相になったあとに深まった。ＳＣＩＲＩの
武装部門であるバドル旅団は同評議会がフセイン政権から逃れて亡命してい
た２０年の間にイランで創設された。
国際的危機管理グループのシンクタンクによると、ジャブル氏はバドル旅
団の指揮官および諜報部門の責任者と一緒になってイラク警察と準軍事組織
に宗派の圧力を加えてきた。彼は占領への反乱勢力と戦うために２００４年
に設置された特殊部隊にバドル旅団の民兵を入り込ませた。
ジャブル氏は特殊部隊が殺害に関与したことはないと否認し、犯罪者が身
元を隠すために警察の制服を利用したのだと言い張った。
昨日、バグダッドの北東部ではシーア派モスクの近くで自動車爆弾が炸裂
して少なくとも１０人が死亡、３０人が負傷しており、宗派主義の暴力は続
いている。
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☆★イランの民兵は英国によって連れ込まれた
IranianmilitiamenwerebroughtinbyBritain
タイムス ２００６年４月１日
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http://www.timesonline.co.uk/newspaper/0,,175-2113630,00.html
イランが後押しする勢力の民兵は、サダム・フセインが倒されたあと、イ
ギリスによって新しいイラクの治安部門に採用された－－（英国）政府が認
めた。
亡命中にイラン革命防衛隊から訓練された宗派至上主義のバドル旅団は、
国民軍への編入を許されたあと、暴力的に自己の課題を追求していると疑わ
れている。リード英国防相は、プライド・カムリ（英ウェールズの政党）の
アダム・プライス議員への下院答弁書のなかで、シーア派の武力集団を歓迎
したのは公的な政策だったと明らかにした。「イラク戦争が終了したあと、
合同軍暫定当局は民兵を市民社会に取りこむことを探求した」とリードは述
べた。「その過程でバドル軍として知られるバドル旅団のメンバーが取り込
まれた」。
スンニ派は投獄された者を拷問したのはバドル旅団だと非難してきたが、
その主張はシーア派の支配する政府から拒まれた。ジャブル内相はこの民兵
のメンバーであった。バドル旅団の拠点は、戦後、イギリス軍が基地を置い
てきたイラク南部にある。
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