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□移民省推計、宗派主義の暴力で４万人以上が難民化|イラク情勢ニュース
http://www.freeml.com/message/organizer-news@freeml.com/0001190
2006/04/04(火)
［飛耳長目録 today'snewslist］
☆米・英外相がイラク訪問、「血と金を注ぎ込んだ者の権利」
☆移民省推計、宗派主義の暴力で４万人以上が難民化
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☆★米・英外相がイラク訪問、連立交渉を早めよと要求
AP通信 ２００６年４月３日 （英字ニュースから）
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SecretaryofStateRiceandBritishForeignSecretaryJackStraw
saidMondaythatwhileitisuptotheIraqipeopletochosetheir
ownleaders,theinternationalbackerswhohavespentbloodandmoney
toendadictatorshipherehavearighttoexpectthatitwillhappen
quickly.
訳） ライス米国務長官とストロー英外相は２日、みずからの指導者を選
ぶのはイラク国民がすべきことだが、独裁を倒すために血と金を費やした国
際的後援者は早くことが進むのを期待する権利がある、と述べた。
一見すると、早く決着せよとの要求だが、米国はジャファリ首相続投を認
めず、ジャファリ辞任を要求してきた。つまり、飾らずに言うと、「ガタガ
タ言わずに、サッサと言う通りにしろ。そう求める権利が占領者にはあるん
だ」ということ。
「血と金を注ぎ込んだのだから、・・・する権利がある」というのは、ま
さしく「解放者」ではなく「占領者」の意識を丸出しにしたものではないだ
ろうか。それにしても、２人の会見でのこの言葉、商業メディアではあまり
見当たらないようです。
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☆★移民省推計、４万人以上が難民化
Morethan40,000displaced,ministryestimates
ロイター通信 ２００６年４月２日 IRIN提供情報
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http://www.alertnet.org/thenews/newsdesk/IRIN/471ad86c2f6e9375f78a6d84d75be1f1.htm
バグダッド発、４月２日
難民・移民省の高官が２日話したところでは、現在進行中の宗派主義暴力
によって、国内で４万人以上が難民化させられた。
移民省の広報担当サッタル・ナウルズは、「さまざまな地域で４万人以上
のイラク人が難民化させられた。彼らは生活必需品にもこと欠き、緊急援助
を求めている」と語った。
ナウルズによると、ある居住地では、スンニあるいはシーアという宗派的
特徴に固執する民兵によって、おびただしい数の家族が自宅から追い立てら
れているという。「われわれは以前にはイラクで一度も見ることのなかった
宗派問題を抱えてしまった」と彼は言った。「犠牲になっているのは、悪化
する生活環境でテント住まいをすることになった無実の一般市民だ」。
直接の暴力と脅迫の結果として、毎日約１０００人のイラク人が難民化さ
せられているとナウルズは見積もっている。政府は国内で難民化した家族を
支援するために４０万ドル近くを配分したが、事態に対処するためにはもっ
と多くの資金が必要だとナウルズは主張した。
ジュネーブに本部を置く国際移民機関（ＩＯＭ）は３月２９日、難民化し
た人数を３万人としたが、暴力的な雰囲気が支配するなかで状況は改善する
ことができないと述べた。
「宗派主義の暴力のせいで、人々が家から離れ続けている」とＩＯＭの広
報員ダナ・グレイバーがアンマン（隣国ヨルダン）から報告した。「緊急支
援がおこなわれなければ、難民化の事態は打つ手がないほど悪化する」。
ＩＯＭ関係者によると、この３０年間に紛争の結果として全国で１００万
人以上が難民化したという。グレーバーは、一般的に言って、事態はイラク
中部と南部でより悪くなっていて、そこは宗派主義者による暴力の話が最も
頻繁に語られてきたところだと述べた。
現在、ＩＯＭは数千におよぶ難民家族に支援を提供するため、移民省およ
びイラク赤新月社（ＩＲＣＳ）と協力している。ＩＯＭは食料、毛布、調理
用具、衛生用品といった緊急物資の配達を要請してきた。２つの援助機関は
国内１４ヶ所以上の一時的キャンプで、非難してきた家族に浄化された水と
医療支援を提供している。
移民省によると、約６００人のイラク人が首都の北１７５キロに位置する
ティクリート市に避難し、８０００人が首都の南１６０キロのナジャフ市に
非難してきた。その全員が間に合わせのキャンプに住んで地元の救援組織、
赤新月社、そして住民たちから援助を受けている。
また、おおよそ３０００人がサマワ市、クート市に避難しつつあり、他に
も何千人もがバグダッド市内のさまざまな地区へ移動している。そこでは赤
新月社が設備を設け、難民となった人々に水を配達した。公園、サッカー場、
廃校となった学校、空になｔった政府ビルなどが彼らの仮の避難場所として
使われている。
現地ＮＧＯであるイラク人民救援組織のスポークスマンであるムハンマド
・クタイバは、政府の努力にもかかわらず、難民化した家族は今でも緊急援
助を求めていると指摘した。「毎日１０００人近くが難民化するのでは、政
府がもっと多額の資金を注ぎこまず、国際援助期間がさらなる支援を提供し
ないかぎり、あらゆる努力が役に立たなくなるだろう」と彼は説明した。
住む家を失った人々がこうむった犠牲を軽減するなかで、ＩＯＭは現在、
１２ヶ月の緊急プログラム用に１０００万ドルの資金を模索している。
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。