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ウクライナ配備の核弾頭250発不明、イランへ密売か
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20060403i213.htm?from=main2
【モスクワ=古本朗】ロシアの著名な軍事専門家パーベル・フェルゲンガウエル氏は3日付け「ノバヤ・ガゼタ」紙で、ソ連崩壊直後までウクライナに配備されていた核弾頭250発が行方不明になっていると指摘、一部が搭載用の巡航ミサイルとともに核武装願望を指摘されるイランへ密売された疑いを提起した。
ウクライナは1991年のソ連崩壊後、非核兵器国の立場を受け入れ、領内配備の核弾頭をロシアへ引き渡した。だが、ウクライナ議会の報告によると、露側が「受け取った」核弾頭の数は、ウクライナが「引き渡した」数より250発も少ないことが判明。同氏は「数の食い違いについて何ら明確な説明がなされていない」と警鐘を鳴らす。
同氏はさらに、昨年、ウクライナの検事総長が、旧ソ連製巡航ミサイルX55(射程3000キロ・メートル)18基が2001年に同国からイランと中国へ密売されたと英紙に認めた点を指摘。行方不明の核弾頭の中に威力200キロ・トンのX55用弾頭が含まれる可能性が現実的である点を踏まえ、同ミサイルが専用核弾頭とともにイランへ流れた疑惑を提起している。
(2006年4月3日21時3分 読売新聞)