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(回答先: Re: 叮嚀なご囘答有り難う御坐います。大變申し譯ないのですが、其處で更にお伺ひします 投稿者 石工の都仙臺市 日時 2006 年 3 月 31 日 12:19:05)
>此の辛うじて生き延びた勢力が、日本國にとつて外交上、エネルギー安全保障上の最惡の選擇を何としても囘避すべく小泉政權中樞部に氣取らぬやうに行動して露西亞政府と交渉し、此處までの状態に持つてきた、此の勢力が卷き返した結果と云ふことでせうか。
>其れとも小泉首相自身及び其の政權中樞部も、其のやうな選擇をした場合、國家存亡の危機に陷るので、米國に氣取られないやうに小泉政權中樞部自身が其のやうな政策を執つたのでせうか。又、其の何れでもないのでせうか。ご囘答いただければ幸です。
全て想像ですが、そのいずれでもないと思います。親ロシア派の森首相を生き残らせることは米国の了承を得ていると思います。
米国が事実上経済破綻状態にある事を考えると、将来もし西洋文明の敵として中国が台頭し、米国がそれに対処する能力がない場合、中国に近接する文明国家である日本とロシアが組んで中国を封じ込めるというのは米国の支配層にとってもそれなりに魅力的なシナリオであり、その可能性を残しておくことは米国も必要と考えていると思うからです。
ただし、その日露同盟シナリオ(恐らく日本の未来にとって最も有益なシナリオ)が米国の支配層にとってベストのシナリオであるとは思いません。米国にとってベストのシナリオは、日本と中国とインドが核戦争で致命的打撃を受け、欧米文明だけが無傷で生き残るシナリオでしょう。