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(回答先: Re: お考へを聞かせていただければ幸です 投稿者 石工の都仙臺市 日時 2006 年 3 月 30 日 18:09:02)
>そして、此れらの外交潮流は田中眞紀子氏が外相をつとめた9箇月の間に、「田中女史の、鈴木宗男氏、東郷氏(外務省歐亞局長)、私に對する敵愾心から、まづ「地政學論」が葬り去られた。其れにより「露西亞スクール」が幹部から排除された。次に田中女史の失脚により、「亞細亞主義」が後退した。「チャイナスクール」の影響力も限定的に成つた。そして、「親米主義」が唯一の路線として殘つた」と云ふ事實に歸着する。
これは、小泉政権がネオコン=ブッシュ政権の命令で作られたものであり、ネオコン=ブッシュ政権はイスラエルの脅威であるイラク・イラン・シリア等を軍事的に打倒するために作られたものであると仮定すれば説明できるように思います。
米国がイラクやイランを侵略することにユーラシアの超大国であるロシアや中国が反対するのは予想できます。そして、米国の忠実な属国であるはずの日本も、中東からの石油に依存している関係上イラクやイランへの攻撃には反対する可能性があり、米国のイラク・イラン等への攻撃の障害になります。
そこで、ネオコン=ブッシュ政権から、「イラク攻撃前に親中国派・親ロシア派を政界から一掃するように」と言うような命令が下されたのだと推測します。
小泉政権成立から米国のイラク攻撃までの間に、親ロシア派の鈴木宗男やそれに連なる親ロシア派外交官、親中国派の加藤紘一・田中真紀子・野中などが相次いで失脚させられたのはその命令に従った(従ったふりをした)ということでしょう。そして、日本の将来の生存のために必要不可欠なロシアとの絆を残すため、親ロシア派の森前首相だけはなんとか失脚せずに生き延びさせたのだと思います。
NHKの番組についてはわかりませんが、米国による妨害を避ける等の目的で返還の可能性が少ない様な情報をわざとマスコミが流しているのかもしれません。ロシアのマスコミ記事を見る限り、昨年夏以降の北方領土や日本に対する記事の論調は劇的に変化しています。