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フィリピンホロ島で爆発29人死傷
日本政府のODAで米軍格納庫を建設か(毎日 3月28日 朝刊)
出典
http://www.kamiura.com/new.html
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[概要]フィリピン南部のホロ島で27日、繁華街にある2階建ての共同店舗ビル1階で、開店直後に大規模な爆発が起きた。
警察によると少なくとも9人が死亡し、20人以上が重傷を負った。
ホロ島はイスラム武装勢力が強い勢力を維持している島で、米軍の支援を受けたフィリピン軍が掃討作戦を続けている。
(以上、毎日新聞)
フィリピンのルソン島中部にあるクラーク旧米空軍基地で、嘉手納基地所属の米空軍F−15イーグル戦闘機部隊が移動訓練を開始した。
日本政府はクラーク基地内にODAを活用して軍用格納庫(1棟 数億円)の建設を検討中。
比国防筋の話しでは、嘉手納のF−15や空母艦載機のF−18がクラーク基地で夜間飛行の訓練を開始したのは今年1月から。
クラーク基地では沖縄から派遣された米海軍や空軍の関係者50人以上がクラーク経済特区のホテルに駐留を続け、同基地や近隣山地の上空で夜間飛行訓練を行っている。
現在、米軍需企業のボーイング社やロッキード・マーチン社は、米軍戦闘機を管理する国営クラーク国際空港に投資条件を詰める交渉を行っている。
(以上、琉球新報 3月25日付け)
[コメント]沖縄の普天間基地移転で、政府と名護市の交渉が大詰めをむかえている。
あるいはグアムへの移転費用を負担する問題で、大きな関心をよんでいる。
しかし在日米軍の再編はアジア全体で見る必要がある。
決して日本だけで独立して動いている問題ではないのだ。
嘉手納の米空軍所属のF−15戦闘機も、千歳基地や百里基地など日本の6基地を巡回して訓練するというより、フィリピンのクラーク基地やグアム基地を巡回して訓練を行うのである。
そのうちクラーク基地では日本で反発の大きい夜間離発着訓練や、山間部での低高度進入訓練を行うようである。
それにしてもフィリピンでは日本のODAを使って米軍の格納庫を建設する話しがあるという。
ODAの目的は海外の米軍支援ではないと思うが、政府からODAの役割変更の説明を聞いた覚えがない。
外務省が独断で変更していると思いないが、どうして国民に説明がないのか。
またどのような法的な根拠によるのか知りたい。
フィリピンは東南アジアのイスラム武装勢力を攻撃する米軍の軍事拠点になろうとしている。
その軍事拠点は日本の資金で建設されようとしている。
グアムの移転費問題はすでにクラーク基地で進行しているようだ。
日米軍事体制は非常に不気味な動きを見せ始めた。
まさに最大野党の民主党が永田問題で機能マヒをして、その不気味な動きが一気に加速したような気がする。
[ここまで]-----------------------------------------------------------------
いつの間にか、日米関係はここまで来ていたのですね。
これでは、日本が戦場(テロの標的)になるのは時間の問題のような気がします。
しょせん、本当の戦場や戦争の恐怖を見た事のない人達が勝手に物事を決めているようにしか見えませんね。