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http://www3.nhk.or.jp/news/2006/03/27/d20060327000132.html
ウクライナの中央選挙管理委員会によりますと、開票率15%で、▽2年前の大統領選挙で、ユーシェンコ大統領に敗れたヤヌコービッチ元首相が率いる野党の「地域党」が24.8%、▽ユーシェンコ大統領から首相を解任されたティモシェンコ前首相率いる急進改革派の「ティモシェンコ連合」が23.6%、そして▽政権与党の「我々のウクライナ」が17.7%となっています。
野党の地域党は、ロシアから輸入される天然ガスが大幅に値上げされた問題で、政府の責任を追及して大幅に支持を増やした形となっています。
これに対して、与党の「我々のウクライナ」は、政権発足当時の民主化勢力が分裂したことで、3位にとどまっています。
ウクライナでは、今回の議会選挙を前に、憲法が改正され、議会の権限が大幅に強化されたことから、ユーシェンコ大統領は、今後、改革路線を維持するため、新たな連合を模索するなど、難しい対応を迫られることになります。