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興味深い報道がなされたが、これをどの様に解釈するかである。
一つには、国民向けに「日本の判断の独自性」という虚偽を宣伝する目的と解釈する事も出来るが…。
しかし、
もう一つには、「イラクからの米軍他の撤退計画がかなり確定している事の表れ」と解釈する事も出来よう。
小泉政権は、豪州軍のイラク南部への駐留継続表明と「香田さん殺害犯?」のインタビュウにより、「自衛隊イラク駐留継続」への強圧を受けていたと考えられるが、
しかし、
米国政権内部で「駐留しつつも撤退を開始する」との方針が確定したのかもしれない。
それを小泉は知って(知らされて)、今回の発言をしたのであるかもしれない。
それと関係するかのような報道が昨日なされたのである。
それは、「イラク国境警備」をイラク治安部隊へ移管するという報道である。
「国境の警備」は大変に重要な任務である筈だ。
国境を越えて、他国からのイスラム抵抗勢力と義勇兵が潜入するのであるから、それを阻止する事はイラク抑圧の為には、抵抗勢力への直接攻撃よりもより大切な任務である筈だ。
それをイラク治安部隊に移管するというのであるから、本当であれば?、撤退計画確定の存在を裏付ける情報であると見る事が出来よう。
尤も、意図的な偽装情報である可能性も考えなければならない。
「正直者は嘘つきだ」…この格言は有効だ。ザルカウィーは幽霊ブランドだ。
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/archive/news/2006/03/23/20060323ddm003010039000c.html
自衛隊イラク派遣:撤退判断「日本は独自に」−−小泉首相
小泉純一郎首相は22日夜、ブッシュ米大統領が自らの任期が切れる09年1月以降も米軍のイラク駐留が続くとの見通しを表明したことについて、「日本は独自の主体的な判断でこれからのことは考える」と述べ、自衛隊のイラク撤退時期の判断が米軍の長期駐留に影響されることはないとの認識を示した。首相官邸で記者団の質問に答えた。
毎日新聞 2006年3月23日 東京朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/feature/iraq/060325T1607.shtml
7月までに全国境警備
イラク治安部隊
【ワシントン=小栗康之】イラク駐留米軍のデンプシー中将は24日、イラク治安部隊について「7月までに国境すべての警備を担当することになるだろう」との見通しを示した。記者会見で語った。
イラクの国境はシリア、トルコ、イラン、クウェートなどに面し、約3600キロ。イラク開戦以降、米軍などが警備を担当している。米国としては、まず国境警備を担当させた上で、担当地域を拡大していく構えとみられる。
(2006年3月25日)
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