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□アフガン人武装集団「神兵」がイラン人人質７人の殺害で脅す 同志５人の釈放要求 [アルジャジーラ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1794004/detail
アフガン人武装集団「神兵」がイラン人人質７人の殺害で脅す 同志５人の釈放要求
【アルジャジーラ特約２１日】イランの「スンニ・ジュンド・アラー（神兵）」と名乗る集団が、２１日に公表されたビデオテープで、同志５人をイラン政府が釈放しなければ、誘拐したイラン人人質７人を殺害すると脅した。同テープによると、人質たちはイラン軍や情報機関、赤新月社のために働いていたという。
ビデオには、人質７人と拉致集団のメンバー１人が映されており、人質たちは自分の氏名を名乗って、イラン政府に助命を急ぐよう求めた。人質たちの居場所は明らかではない。
その「神兵」メンバーは、イラン軍兵士２２人が殺害された「ザブル」作戦が自派の犯行であることを明らかにした。死者の数が合致することから、「ザブル」作戦とは１６日夜、イラン南東部シスタン・バルチスタン州の州都ザヘダンとアフガニスタン国境に近いザブル町の間で、アフガニスタン人の盗賊集団がイラン軍部隊を奇襲して、７人を殺害した事件とみられる。
イラン政府は、この越境襲撃事件でザヘダン市長が死亡したとして、米、英両国が背後で支援したと非難していた。
このグループは１月１９日、昨年１２月にパキスタンとの国境沿いで誘拐されたイラン軍兵士９人のうちの１人を処刑したと公表していた。同国政府は、同月２９日、誘拐された他の兵士たちが解放されたと発表していた。
バルチスタン州は無法状態にあるという評判だが、アフガニスタンやパキスタンから欧州や湾岸諸国に向かうアヘンその他の麻薬の移送路とみなされている。（翻訳・ベリタ通信＝日比野 孟）
2006年03月22日15時39分
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