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http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3251153.html
労働時間の延長をめぐり、ドイツでは公務員のストライキが7週間目に突入し、市民生活に大きな影響が出ています。
朝6時、ドイツ南部の町、シュツットガルトのゴミ清掃組合の前に集まった市の職員たち。この日もストライキは解除されず、ゴミ収集車は先月初めからストップしたままです。そして市内の至る所で、ゴミが山積みとなっています。もう7週間も収集されていません。
ストの原因は、財政難に苦しむ自治体が職員の週の労働時間を現行の38.5時間から40時間に引き上げようとしたことでした。1日に換算すると、労働時間の延長はわずか18分ですが、組合側は「将来のリストラにつながる」と訴え、ドイツ各地でおよそ2万人の職員がストに参加しています。
「公務員が今以上に働くと、互いの仕事を奪い、職場を減らします」(労働組合幹部)
特にシュツットガルトは、サッカー・ワールドカップ開催都市のひとつ。市民は生活への影響と共に、町のイメージダウンをとても心配しています。
「ワールドカップまでにはきれいにしてほしいね」「寒い時期でよかった。暖かくなると、町中ゴミの臭いで大変よ」(市民は)
ドイツの公務員のストは14年ぶりで、ストの期間は史上最長記録を更新しています。解決策を見出せない自治体側の責任と、あまりにもかたくなな組合への批判は、すでにピークに達していて、今回、両者が負う傷の深さは計り知れません。(22日08:24)